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地方移住を考えているけれど、移住先ってどうやって選んだらいいんだろう?
いろいろな地域があるし、選べない…
いざ、地方へ移住をしたいと思ってみたものの、どこに移住をすればいいかわからない!
そんな状況ではありませんか?
- 移住先を選ぶための軸や考え方
- 先輩移住者がどんな理由で移住先を選んだか
- 移住先を選ぶ時に使えるツール
こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。
東京から淡路島に脱サラ移住をして、現在地域おこし協力隊やライター、法人向け資料制作などの複数の仕事をしながら家族と暮らしています。
「地方移住」や「移住後の働き方」をテーマに、移住希望者の方に向けてブログで情報発信をしています。
このブログ以外にも、地方移住に関するメディアでライターをしております。
【ご報告】この度、国内最大級の地方移住・関係人口創出プラットフォームとして運営されているメディア「https://t.co/j5q2HgODBq」にチャンネルを開設させていただくことになりました🙂移住した地域ブロガーとして、地方移住や地域おこし協力隊の一次情報を広く届けたいと思います🙌 pic.twitter.com/1tay9c04Kl
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) January 26, 2022
本記事では、そんな移住者ブロガーのわたしが移住先の決め方(選び方・絞り方)で使える5つの軸について解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
・漠然と移住したいけれど地域が選べない
・場所選びで悩んでいて決定打がない
- 市町村の数は1,700以上!
→その中から移住先を選ぶのは大変!軸をもとう! - 移住先を選ぶ・絞る5つの軸
→距離感
→環境
→気候
→仕事
→直感 - 軸を使って調べる時に使える無料ツールやまとめ情報があるので有効活用しよう!
まずはじめにですが、日本にいくつ都道府県があるかわかりますか?
それぐらいわかりますよ~。
47都道府県あります。
おめでとうございます。正解です!
では、市町村ってどれくらいあるかお分かりでしょうか。
えー!
今っていくつあるんやろ?
正解は1,700以上の市町村が存在しているでした。
市町村合併などで変動している状況ですが、現在の市町村数というのは総務省のWebサイトで閲覧することができます。
精緻な値が知りたい方は、総務省のホームページをご覧ください。
地方移住を考えている人は、少なくとも1,700以上の地域から移住先を1つ選ぶということをしなくてはなりません。
これってめっちゃ大変ですよね。
今回は、東京から淡路島に移住した私たちが、数ある移住候補先から1つの移住先を決めるために「選び方・絞り方」とそれに使える5つの軸を紹介します。
妻とこども(1歳)の家族3人で地方移住を検討していた私たち。
「どんな場所に移住したいのか?」を家族で話し合い、こんな場所を求めていました。
- 実家が近い(兵庫か新潟かそこに容易に行きやすいか)
- 自然が近いところ
- 気候が良いところ
- 移住の先輩が多いところ
- 地域おこし協力隊を募集しているところ
1つ1つ解説していきますね。
まず、わたしたちは「実家の近さ」に着目していました。
理由としては、こどもが生まれたことをきっかけに孫の顔を見せたいと感げたこと、子育て手何かと実家のお世話になったりするかもしれない…と思っていたからです。
移住の前のわが家の状況はというと….
私の実家は新潟県。
うちは、兵庫県。
移住前は東京都。
こんな感じでした。
東京で暮らしている時には、新潟まで車で片道4時間ほどかけて帰っていました。
(個人的には車で帰れるから割とアクセスしやすいなと思っていました。)
一方、妻の実家には車で帰ると9時間くらいかかるので、新幹線で帰ることが多いです。
新幹線を使っても、都内の自宅から妻の実家まで帰ろうと思ってもだいたい4時間半くらいかかります。
こどもが生まれたということで、今後も定期的に実家に孫の姿を見せたい思っていたので、両家の実家へのアクセスが極端に悪くならないような場所に移住をしたかったと考えていました。
この状況での大枠の候補先としては…
- 長野県
- 富山県
- 兵庫県
なぜこの場所が浮上してきたかというと、両家の中間地点だったからです。
両家の実家へのアクセスを考える時には、ひとまずシンプルに「中間地点」はどのあたりなんだろう?ということから調べました。
理屈は簡単です(笑)
その時に中間地点を探すのに使ったサービスを紹介します。
無料のツール:「ぼくらの重心」
URL:https://atsumaru.nomaki.jp/
地図上でいくつかの地点を設定すると、その中間地点を教えてくれます。
例えば、私たちがの場合は、両家の実家が新潟県と兵庫県だったので、これを設定すると下記のようになります。
ど真ん中は富山県と石川県あたりだね
こんな感じで、両家の実家の中心から移住先を調べるということもしました。
また、両家の実家の中間地点を取るとは別のアプローチとして、片方の実家に寄せつつ交通アクセスが良い場所を選ぶという選択も考えていました。
私たちの場合は、比較的これに近いです。
兵庫県に妻の実家があるので、エリアとしては兵庫県内に絞りつつ、新潟県への交通アクセスを考えます。
流石に車だと厳しいですが、調べてみると大阪の伊丹空港から新潟の新潟空港まで直通便がでているので、こちらでアクセスが比較的容易にできることが分かりました。
飛行機を使うと、伊丹空港までのアクセスから新潟市内まで4時間くらいでいける感じでした。
東京で7年暮らしていて、最後の1年間はコロナの影響で完全に在宅ワーカーでした。
エンジニアをしながら丸1年外出自粛かつ在宅ワーカーをしていると通勤もなくなり、たまに買い物で歩いてスーパーに行くくらいになります。
そうなると、本能的に太陽を浴びたり自然を感じる感度が高まってきます(笑)
移住地選びとしては、東京を離れて地方都市または地方都市から少しだけ離れた田舎という感覚で自然が近いところがいいなと考えていました。
また、私たちは今後子供を育てていくにあたり、優先度の1つの軸として「子育てしやすいか」というポイントがありました。
すぐ近くに海や山などがあると、自然までの距離が近くて大人も子供たちものびのび暮らしていけるのではないかと思って移住先を選んでいました。
海とか原っぱを駆け回って育ってほしいな
僕は一緒の子供とキャンプがしたい
娘が田んぼで駆け回ったりする場面を見ると、つい「田舎~」と声がもれたりしました(笑)
シンプルではありますが、移住先の気候はけっこう暮らしに直結するなと思っていました。
特に冬の時期の「雪かき問題」
妻は兵庫県の生まれで雪が積もり程の冬をあまり経験したことがなく、雪かきのしんどさはわからないと言っていました。
どんだけしんどいん?
雪かき侮るなかれ…
私は、生まれが新潟県で、大学も4年間青森県で過ごしてきました。
(少し当時のツイートを振り返ってみました。)
人生の大半を雪国で過ごしていた私としては、「雪かきは絶対したくない」と当初から北の方は検討エリアから外していましたね。
雪かきは、積雪がある地域では“毎日”かつ”何度も”必要になる”重労働”です。
寝ている夜に雪が積もってしまえば翌朝は通勤前に車を出すために雪かきが必要ですし、日中ずっと降り続いていれば帰宅時にまた雪かきが必要です。
豪雪地帯では、家の屋根に1mも2mも平気で積もりますので雪かきも雪下ろしも必要になってしまいます。
雪は積もるとけっこう重くなるので、足腰の負担も想像しているよりも大きいです。
そのため、雪が降らない温暖なところを目指し、行きついたのは瀬戸内気候でした。
瀬戸内海地域は、気候学的には瀬戸内気候区という名で呼ばれており、平均気温約16度、年間平均降水量約1,000~1,600mmであり、比較的温暖少雨の地域である。
出典:環境省_せとうちネット:気象
比較的年中温暖で”雨が少ない”というところも魅力的でした。
瀬戸内海の淡路島の冬は、海風で思ったよりも暖かくはなかったですが、雪は降らないので雪かきは回避できていますね!
移住先を選ぶ時に「移住の先輩が多いところ」はとても重要視しました。
移住前にJOINやふるさと回帰支援センターの開催するオンライン移住相談に合計4~5回参加しましたが、どの回でも重要視されるポイントでした。
やはり先輩移住者と繋がれる可能性が増えることで、移住を考える中ででてくる悩みごとなどを解決しやすくなる側面があります。
移住するときは事前●●しておくといいね
あと■■ってところを見ておくと空き家の情報が多いよ
いやー、めっちゃ参考になる
ありがたい!
先輩移住者が多いと、移住後もお友達ができるので、「先輩移住者が多い」というのはやはり重要なポイントです!
これは具体的に移住する手段として、移住後のある程度の収入の保証が得られる”地域おこし協力隊”を検討していました。
家族連れで移住するにあたり「収入をどうするか問題」は、現実的に移住を考えるにあたって真剣に考えていかなければなりません。
独身や夫婦だけであれば、歯を食いしばって挑戦したりバイトをつないで、ゆっくりスタートすれば問題ないかもしれません。
しかしながら子連れで移住の場合は、普段の生活費に加えて「こどもの養育費」や「近い将来の教育費用(学費や備品等)」も必要になってきます。
個人的には、移住した先である程度の収入が得られるまでの助走期間、固定的な収入が得られる「地域おこし協力隊」はとても現実的な選択でした。
移住候補先を選ぶにあたってはその制度が運用されていて、地域おこし協力隊のOBOGが存在している自治体を選ぶよう調べていました。
自治体によっては地域おこし協力隊制度をこれまで導入したことがないところもあるから、そうした自治体はこの時点では移住困難として判断したよ
これは本当に感じたのですが、脱サラ1年目の収入源と税金・社会保険地獄はえぐいです。
地域おこし協力隊としてある程度まとまった固定収入があったおかげでメンタル的には安定していました。
ブログの方で田舎暮らしの生活費について毎月の収支状況を掲載していので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。
これまで見ていただいた通り、私たちの場合はいくつかの観点で「こんな地域に移住したい」という条件を掲げていました。
ここからは、もう少し抽象度をあげて、具体的に移住先を決めるための選び方と絞り方の5つの軸をご紹介をします。
- 距離感で選ぶ・絞る
- 気候で選ぶ・絞る
- 環境で選ぶ・絞る
- 仕事で選ぶ・絞る
- 直感で選ぶ・絞る
軸というと大げさだったり、当てはまらないケースもあるから「こんな切り口もあるよー」って思ってもらえるといいな!
移住候補先を「距離感」で選んだり絞ってたりしてみましょう。
私たちも移住先を選ぶ時に「実家との距離感」を考えました。
人によっては、いくつも軸となる「場所」があると思います。
「仕事場との距離感」:例 東京・大阪
⇒テレワークを中心にしつつ通いたい
「海との距離感」:千葉・宮崎
⇒ライフスタイルとしてサーフィンしたい
「人との距離感」:例 地元や友人の住む場所
⇒会いたい人に会いたい
「実家との距離感」:例:新潟・兵庫(私たちの場合)
⇒容易に実家に帰りたい
具体的に距離感を調べる方法は2種類あります。
1.複数地点の中心を知る
⇒ 無料の中間地点ツール「ぼくらの重心(https://atsumaru.nomaki.jp/)」を使う
⇒ 無料の中間地点”駅”検索ツール「集合駅検索(https://meeting-place.shibatar.net/index)」を使う
2.複数地点の交通アクセスを知る。
⇒ Gooleマップの経路検索で交通手段と時間を調べる
無料の中間地点ツール「ぼくらの重心(https://atsumaru.nomaki.jp/)」を使うと、複数地点の中間地点を検索することができます。
上の写真はわが家の場合の「両家の実家の間はどこか」を調べた時の画面です。
青い人っぽいアイコンが兵庫県と新潟県の上にでています。
この2つの地点の中心を図ると、赤いターゲットマークで富山県と石川県の境目くらいが中間地点になっているのがわかりますね。
ほー、富山県と石川県ねぇ
富山はエビがおいしいよね!
こんな形で距離感からどうやら富山・石川あたりのエリアが中間地点であるということがわかると、少し具体的にその県について調べてみるきっかけになったりしませんか?
また、これは地図上の純粋な中間地点となりますが無料の中間地点”駅”検索ツール「集合駅検索(https://meeting-place.shibatar.net/index)」を使うと鉄道を使った場合の中間駅がわかります。
上の画面は、新潟県の新潟駅と兵庫県の神戸駅の2つを設定して中間となる駅を調べてみました。
そうすると今度は岐阜県の駅が並びましたね。
ほー、岐阜県ねぇ
岐阜は飛騨牛のイメージ!
純粋に地図上の中間地点の電車を使った公共交通機関との中間地点は少し違うことがわかります。
こういったツールを使うと、移住後の暮らしの帰省などの「移動のイメージ」が持ちやすくなるかと思います。
中間地点がわかったら、具体的に軸となる場所と移住先の場所を、Googleマップの経路検索機能を使ってどれくらいの所要時間がかかるのか調べてみましょう。
例えば先ほど中間駅検索で分かった「飛騨古川駅」と両家の実家の距離感を調べてみます。
\ タブをタップしてみてね /
新潟までは車で4時間半か。
うちの実家までも4時間半やな
確かに両家とも4時間半くらいで中間地点ですね。
こういった具合に両家の実家の中間を探るようであればこれらのツールを組み合わせると移住候補先に少しあたりがつけられそうですね。
ぜひ使ってみてください。
移住候補先を選ぶのに「気候」から選ぶのもよいと思います。
実際私たちも雪かきが大変だから雪の積もらない場所がいいなと思いました。
日本の気候を調べるなら、気象庁が出している区分が参考になります。
地域ごとに気候の特徴を簡潔にまとめてくれています。
また、日本は四季がはっきりしているので、春はどれくらいの気温で夏はどうなのか、気候がどう変動していくのかも季節ごとにわかりやすく書いてくれているので、かなり参考になります。
雨が多かったりすると暮らしの仕方もけっこう影響を受けると思います。
実際淡路島に移住してから、晴れの日が多くてかなり気分は晴れやかです。
気象庁が出しているサイトを見ていくと、年間の降水量や日照時間などのデータをグラフにまとめてくれているので、視覚的わかりやすくまとまっています。
気候から移住先を選ぶのに活用してみてね!
地方移住する場合、その理由の1つが「山に近い暮らしがしたい」「海に近い暮らしがしたい」などといった自然環境に触れ合いながらの暮らしを目指す方も多いかと思います。
私たちも自然に近い環境がいいと思っていたのでいろいろ調べたりしました。
本当はいろいろなところに足を運んで体験するのが一番よいと思います。
コロナウイルスでどこにもいけません…
そうなんですよね。
コロナウイルスが落ち着くまではなかなか足を運ぶのもはばかられる状態ですが、それでもできることはあります。
それば、先輩移住者の暮らしを覗くことです。
先輩移住者の中には、TwitterやInstagramで普段の暮らしをつぶやいたり、YouTubeやブログで詳細を発信していたりします。
そういったSNSから先輩移住者の情報を収集するのも有効的です。
SNSごとにいろいろ検索する方法があるので、それぞれ使いこなしてみましょう。
TwitterやInstagramでは主に”#”ハッシュタグ検索が利用できます。
Instagramでハッシュタグ検索をすると、今は地方移住というタグで3.6万件も投稿されています。
検索結果の写真から気になるSNSアカウントを探してその人の暮らしを覗いてみましょう。
Twitterでは、検索コマンドに特定の記述をすると、ツイートをフィルタリングすることが可能です。
最近の投稿内容にツイートをしぼったり、写真がついているツイートに絞ったりすることで、移住者の暮らしを効率的に検索することができます。
画像付きツイートに絞る:filter:images
指定した年月日以降に絞る:since:年-月-日
これを組み合わせて、2021/6/1以降に画像付きで”地方移住”というキーワードを含むツイートを検索するとこんな感じになります。
YouTubeでも新しい情報を取得したい場合があると思います。
その場合は、検索キーワードを検索窓に入れた後、”フィルタ”を加えて「アップロード日」を”今年”などにして新しい投稿を検索してみてください。
SNSは、ツールのその先に実際に地方で移住生活をしている人が直接存在しています。
なのでうまくツールを活用できれば、田舎暮らしの様子が比較的容易に得られる状況にあるかと思います。
Google検索の検索結果が他人の意図が介在されすぎて、ほしい情報が見つからなくなってきてしまっているからね。
SNSの方が効果的だったりします。
一応、Google検索でも「特定のキーワード」をうまく使えば、個人が発信している情報にたどり着いたりするのでご紹介しますね。
Google検索では検索キーワードに一工夫入れてあげます。
単に”地方移住”だけだと、ランキングやおすすめの移住先40選とかでてきてしまいます。
なので、地方移住というキーワードに「”備忘録”・”個人ブログ” ・”移住してみた”・”感想”」といった、個人が発信しているブログで使うようなキーワードを入れてあげると、個人ブログなどを見つけることができます。
また、鮮度が高い情報を得るためには、Google検索の検索窓にある「ツール」から、記事の更新日でフィルターをしてあげるとよいでしょう。
「1年以内」や「1か月以内」など、少し期間を絞ってあげると新しい情報が見つかります。
ぜひ活用してみてくださいね。
仕事から移住先を選ぶってどういうこと?と思われるかもしれません。
「移住してどんな仕事をしたいか」や「移住するためにどんな仕事をするか」といった要素が、移住先選びに影響してきます。
「やりたい仕事がある」場合は、それができる地域を選ばないといけないですよね。
例えば”狩猟”や”農業”。
新たに狩猟や農業をしようと思った時に独学ではできないことも多いです。
すでにやっている人のお手伝いをしながら学んでいったりする必要がありますし、学びの場が用意されている場所が望ましいですよね。
一般社団法人 移住定住推進機構「JOIN(https://www.iju-join.jp/work/)」には仕事情報が蓄積しています。
少し前の募集になってしまいますが、例えばこういった形で新規就農を募る支援制度とお仕事の情報がJOINでは掲載されたりしています。
最近は、固定的な収入もある地域おこし協力隊として新規就農者を募る場合もあります。
地域おこし協力隊は、国が予算を出すから自治体としては協力隊として新規就農を募ったほうがサポートもしやすいという背景もあるかもしれないね。
また、やりたいことはまだはっきりしていないけれど「移住が目的である」場合は、地域おこし協力隊も1つの手段だと思います。
移住後の固定的な収入を得ながら協力隊の仕事をしつつ、自分が食べていくための仕事の助走期間とする考え方はアリだと思います。
実際に私も協力隊の仕事をしながら自分の生業を作っていこうと考えています。
ただし、助走期間は収入がないので、地域おこし協力隊の固定的な収入を得ながら生計を立てているという状態です。
こういったケースの場合は、移住候補先を選ぶ際に「地域おこし協力隊制度を運用している地域」という視点で選んでいくとよいでしょう。
地域おこし協力隊を長年運用しているところは、ノウハウが自治体内にあって、自治体や地域、協力隊の3方向が無理なくうまい形で運用されています。
そういう地域は、俗にいう”ブラック地域”や”協力隊の闇”といった、残念な運用ケースあまりないので安心して入っていけると思います。
おなじくJOINのページに「地域おこし協力隊」の募集情報が全国的にまとめられているので、この情報をチェックするのがいいと思います。
私の友人は、移住先は別にどこでもよかったから、この募集情報をすべて見て、連絡を取って一番担当者が熱意があった地域を選んで地域おこし協力隊に募集したって言ってました。
さぁ、ここまで移住先を選んだり絞ったりするために使えるツールや観点をご紹介してきました。
最後は拍子抜けかもしれませんが、「直感」も大切にしてください。
「何かいいと思った」
は十分理由になると思います。
最近よく思いますが、良いと感じたものの何が良いのかを説明するってけっこう難しいなと思います。
結局何かわかりやすく特徴があって、表面的なものに対して”いいよね”と後付けで評価したりしますが、実は感覚でいいと感じていることも多いと思います。
もちろん直感だけで思考停止で行動するのは、リスクを伴いますのでやめたほうがいいと思います。
でも、移住先を選ぶ理由ばかり探して自分の想いがないのも、最終的には決定打にかけて結局決断できないなんてことに陥る場合もあります。
自分の気持ちを整理しながらも、直感も1つの選定軸として捉えてみてください。
直感的に「良いな」と思えるライフスタイルを追求した結果、地方移住というゴールに着地したのかもしれません。
物質的に満たされた今、これからの時代はライフスタイルが重要だと思います。
- 市町村の数は1,700以上!
→その中から移住先を選ぶのは大変!軸をもとう! - 移住先を選ぶ・絞る5つの軸
→距離感
→環境
→気候
→仕事
→直感 - 軸を使って調べる時に使える無料ツールやまとめ情報があるので有効活用しよう!
いかがだったでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が何かの参考になれば幸いです。
私は、淡路島の暮らしを発信しているので、Twitterやラジオは比較的高頻度で更新しています
ぜひ、ラジオも聞いてみてください!
今回は、移住先の決め方について解説をしていきました。
地方移住を何度も経験している方はいらしゃらないと思いますので、色々手探り状態だと思います。
わたしたちも、子連れ・脱サラ移住ということで、なかなか大変な思いをしました。
そんなわたしの経験や現在進行形で移住候補先をしている方へのインタビューへて書籍を出版したので、興味がある方は覗いてみてください。