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地域おこし協力隊として活躍できる人の4つの特徴

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訪問者
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・地域おこし協力隊にはどういう人が向いているの?
・どういう人が地域で活躍できるの?
・わたしにもできるの?

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

こんな内容が分かります
  • 地域おこし協力隊として活躍できる人の4つの特徴
  • 地域おこし協力隊として活動していくためのヒント


本記事を書いた人

こんにちは!当ブログを運営している「こばだんな @iju_kobayashike」です。

 

現在は、現役の地域おこし協力隊として古民家のリノベーションをしたり、過疎集落の地図インフラの構築をしています。


個人事業主としては、ライターとしてメディアでの記事執筆や、ブログ運営などをしております。


今回は、現役の地域おこし協力隊のわたしが「地域おこし協力隊として活躍できる人の4つの特徴」について、事例を交えながら解説していきます。



本記事を読めば、地域おこし協力隊にはどんな人が向いているのかが分かるようになりますので、地方移住の手段や新しいキャリアの1つとして、地域おこし協力隊に興味がある方はぜひご覧ください。


  

【要約】時間のない人向けの本記事まとめ

地域おこし協力隊に向いている人の4つの特徴

  1. 社交的で雑談力がある人
  2. スキルを持っている人(高いレベルでなくてもOK)
  3. 論理的思考力がある人
  4. 少し抜けている人
声のブログ!聞き流しができます!

本記事はstand.fm(ラジオ)で音声配信しています。
バックグラウンド再生も可能でなので、聞き流しをしたいという方はこちらもご利用ください。

社交的で雑談力がある人

雑談から発展して実施した親睦を深めるキャンプの様子

地域おこし協力隊は、雑談できると活躍しやすいです。


雑談力があれば、地域の方と信頼関係を築いていくきっかけづくりができるからです。


逆に雑談ができないと、活動を行う上で応援してくれる人や協力すべき地域の方と、信頼関係を構築していくきっかけがつかめず、距離感を縮めていくことができません。


その結果、地域での活動が上手く進められないといった壁にぶつかる可能性があります。



実際に、会社員から地域おこし協力隊になってみて感じたことは、地域おこし協力隊が求められるコミュニケーションの性質は、ビジネスの場とは異なるということでした。


例えば・・・
  • ビジネスシーンでのコミュニケーション
    →クライアントやパートナーといった関係性は、一定の距離感を保ったオフィシャルなコミュニケーションが求められます。
  • 地域でのコミュニケーション
    →地域の方とは、仕事や職業としての「地域おこし協力隊」の前に、その地域に暮らす「同じ住民」といった関係性があります。

    「住民」という立ち位置は、ビジネスシーンの関係性よりも継続性があり、時間が経てば砕けたコミュニケーションの方が好まれる場合も多いです。
こばだんな
こばだんな

同じ地域の住民なのに、いつまでも距離感があると「他人行儀」と捉えられることもあるからね~。


地域おこし協力隊として活動していくには、地域の方との協力関係が必須です。


地域の方は、地域おこし協力隊のあなたのことを仕事や職業としての「地域おこし協力隊」ではなく、同じ地域に暮らす「住民」としても迎え入れていることを忘れないようにしましょう。



世間話や井戸端会議は、住民同士のコミュニケーションの代表例です。



このように、雑談ができる人は地域住民の方との信頼関係をつくるきっかけを多く作れるので、地域おこし協力隊として活躍できる人と言えるでしょう。

スキルを持っている人(高いレベルでなくてもOK)

バールを使って床を剥がす作業

地域おこし協力隊として活躍できる人は、スキルを持っています。


大切な考え方としては、特別なスキルを持っているかどうかではなく、人の役に立つかどうかで考えることです。


そして、スキルを捉える時にはスキルそのものが特別なものかどうかではなく、その環境に提供できる知識や技術に高低差があるかで捉えると良いでしょう。



どんな仕事でもそうですが、「誰かの役に立つスキル」を持っていれば、地域おこし協力隊としても活躍できます。

あなた
あなた

そんなこと言われても、わたしに特別なスキルなんてないですよ…


そう思われている方も多いでしょう。


もちろん、特別なスキルがあるに越したことはありません。

あなたが培ってきた特別なスキルは、地域おこし協力隊でも大いに役立ちます。

例えば・・・
  • 例 工務店での経験を活かして、地域にある空き家をDIYでリノベーションしていく
  • 例 プログラミングの知識を活かして、観光地を分かりやすく検索できるポータルサイトを制作する
こばだんな
こばだんな

特別なスキルがあったら、大活躍間違いなし!


一方で、DIYスキルもないしプログラミングスキルといった特別なスキルがない人は、地域おこし協力隊として活躍できないのでしょうか。



わたしは、そんなことないと思います。



スキルとは、「発揮する環境に対する相対的な知識や技術の高低差」と考えているからです。

例えば・・・
  • シニア層の方に、スマートフォンの使い方を学んでもらう場をつくる
    → あなたが普段使っているネットショッピングや電子マネーを使う操作は、使い方が分からない方にとっては、十分スキルになります。
  • 地域で開催するイベント開催時のフライヤーやポスター、店内ポップづくりをする
    → 会社員時代にPowerPointを使って資料作成していた経験は、これまで手書きでチラシを作っていた地域の方にとっては、即戦力で喜ばれます。


会社では当たり前に使っているWordやExcel、PowerPointでの資料作成、SNSや広く使われているWEB上のツール
などは、どこでも”当たり前”に使われているわけではありません。



地方では、あなたが思っているよりも、あなたが持っている「名もなきスキル」が役に立つ場面がたくさんあります。


地域おこし協力隊として、あなたが自然と身につけてきたスキルを出し惜しみせずに発揮することで、地域の方に喜ばれたり、卒隊後の仕事のつながるきっかけになります。



スキルは、「発揮する環境に対する相対的な知識や技術の高低差」であることを意識して、自分にできることを考えてみてください。

論理的思考力がある人

論理的思考力があると、地域おこし協力隊として安定した活躍ができます。


直面する様々な場面に対して、論理的に考えて行動していく必要がある場面が地域おこし協力隊になるとよくあります。



前提として、地域おこし協力隊には、「ミッション型」と「フリーミッション型」といった仕事のタイプがあります。

  • ミッション型:地域が用意してくれた仕組みや仕事を中心に活動するタイプ
  • フリーミッション型:自分で地域に必要なミッションを設定して取り組むタイプ


特に、フリーミッション型の場合は地域おこし協力隊に着任早々から「この地域に必要なことは何か?」を論理的に考え、施策を企画していく必要があります。



ミッション型の地域おこし協力隊においても、仕事を進めていくにあたって直面する課題に対して、どのような方向性で解決していくかを論理的に考える必要があります。



平たく言えば「考えて行動していける人」が、地域おこし協力隊として活躍できる人の特徴です。


今、会社員の方で「地域おこし協力隊」に興味があるような方は、

・会社を辞めて、地域で新しいことに挑戦してみたい

・自身の経験を活かして地域で○○をしてみたい

・地域おこし協力隊として新しいキャリアを積んでみたい

現状の会社員という立場を離れても、叶えたい展望や高い志がある方だと思います。


本記事をここまで読まれているあなたは、既に「地域おこし協力隊になるという判断」を、ご自身の状況を踏まえて論理的に考え、この記事を読んでいる(情報を集めるという行動をされている)と思いますので、もう大丈夫です。


地域おこし協力隊になった後も、変わらず頑張ってみてください。

少し抜けている人

地域おこし協力隊として活躍できる人は、「少し抜けている人」です。


意外に感じられるかもしれませんが、あなたに「少し抜けている」部分があると、あなたの活動を応援してくれる人が現れた時に、手を差し伸べやすくなるため、結果的に地域での活躍につながります。


例えば・・・
  • 有名な漫画「ワンピース」でこんなセリフのシーンがあります。

    ルフィ
    「俺は剣術も使えねェんだコノヤロー
     航海術も持ってねェし!
     料理もつくれねェし!
     ウソもつけねェ!
     おれは助けてもらわねェと
     生きていけねェ自信がある!」


このセリフは、仲間を信頼している主人公ルフィの人柄がでている1シーンです。


船長であるルフィには、できないことがたくさんあります。


しかし、海賊王になるという大きな目標に向かって挑戦をしています。


ワンピースの醍醐味は、「少し抜けている」ルフィの周りに仲間が集まって来るところだとわたしは思います。 



地域おこし協力隊も似たような側面があります。


地域に入って課題を解決するためには大きな挑戦が伴ったり、隊員一人では解決できない課題に直面する場面も多いです。


地域おこし協力隊としてあなたが頑張っていると、その様子を見ていた周りの人の中には協力を申し出てくれたり、一緒にできることを模索してくれる仲間が表れたりします。


この時、あなたに「少し抜けている」ところがあると、協力者の方は声をかけやすくなりますし、協力してくれた人が「自分でも役に立てそうだ、協力していけそうだ」と感じてくれるようになります。



実際にわたしも地域おこし協力隊として古民家のリノベーション作業をしていますが、古民家の片づけ作業を一人で進めていくには、大変労力がかかりました。



地域の方や他の隊員、大学生などたくさんの方の協力してもらうことで、少しずつ作業が進展しました。


DIYのミッションに挑戦したわたしでしたが、会社員時代はシステムエンジニアとしてデスクワークしかしたことがありませんでした。

「バール」や「のこぎり」などの工具を使ったり、はしごを上り下りするのも初めてでしたので、DIYが得意な地域の方に教えてもらいながら進めていきました。




このように、「少し抜けている」ことは、地域おこし協力隊として活動する際に応援してもらいやすくなる1つの特徴でもあります。


当然、大切な仕事に抜け漏れがあっては本末転倒ですが、人間として近づきやすい「隙」を意識的に作ってみることは、日頃の仕事や地域おこし協力隊としての活躍に活かせるポイントですので、ぜひ試してみてください。

本記事まとめ
  1. 社交的で雑談力がある人
  2. スキルを持っている人(高いレベルでなくてもOK)
  3. 論理的思考力がある人
  4. 少し抜けている人

最後までご覧いただきましてありがとうございました。


これから地域おこし協力隊を検討される方の参考になれば幸いです。

こばだんな
こばだんな

本記事は、国内最大級の地方移住・関係人口創出プラットフォームとして運営されている「Nativ.media」でも掲載されています。


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