この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
・地方移住に失敗したくない…
・気になる地域の先輩移住者と話がしてみたいけど、どうすればいいの?
・移住する時のキーパーソンってどういう人か知りたい!
このようなお考えのそこのあなた!
地方移住で重要な役割を持つ、「地域のキーパーソン」の存在をご存知ですか?
この人物の存在を知らないと、地域情報が得られる機会を損失しているかもしれません。
本記事でご紹介する「地域のキーパーソン」を理解すると、濃くて深い地域情報の金脈を掘り当てることができるようになります。
わたしも移住前後に、地域のキーパーソンに出会うことで濃い地域情報が得られ、移住相談からたった1年で地方移住することができました。
本記事では、地方移住を成功に導く「地域のキーパーソン」がどういう人物なのかを述べた後、キーパーソンに接触する3つのメリットを解説していきます。
あなたを助けてくれるキーパーソンに接触する3つのメリットを知っておけば、どんな地域に移住するとしても、深い地域情報を得ることができ、失敗しない地方移住を実現することができます。
逆に、地域のキーパーソンの存在を軽んじてしまえば、移住を決断するために必要な情報が集まらないので、今回の記事に書いているメリットは、必ず把握してください。
こんにちは!当ブログを運営している「こばだんな @iju_kobayashike」です。
- 地方移住を成功に導くには、地域のキーパーソンといい関係性を築くことが必須
- 地域のキーパーソンは、自分の属性と似た先輩移住者を紹介してくれる
- 地域のキーパーソンからは、信頼を借りることができる
- 地域のキーパーソンは移住後も人脈を広げるきっかけになってくれる
地方移住の検討を進めていくなら、地域に存在しているキーパーソンに会いましょう。
キーパーソンとは、現地で幅広い人脈を持っていて、「顔が広い」人のことです。
キーパーソンと出会うことができれば、そこからさらに「先輩移住者」「物件を売り出したい人」「仕事に繋がる人」に出会える可能性が広がります。
わたしも東京から淡路島に移住しましたが、移住前は当然知り合いもいませんでしたし、その土地のこともよくわかりませんでした。
移住の過程でキーパーソンと出会い、たくさんの人を紹介していただくことができました。
その結果、一緒に仕事をしたり、紹介してもらった人からさらに人を紹介してもらったりして人脈が広がり、スムーズに地域に溶け込むことができました。
おすそ分けも沢山もらいました!
地域のキーパーソンに会うことで、移住後の暮らしが豊かになっていく可能性がグッと高まります。
・地域のキーパーソンってどんな人なの?
・どうやって見つけたらいいんですかね?
地域のキーパーソンになりえる人は、こんな人です。
- 自治体の移住・定住業務歴が長い担当者の人
- 自治体から委託を受けた移住関連業務を担うNPO法人の職員の人
- 現地で移住者として精力的に活動をしている人
- 地域おこし協力隊関連の業務をしている人
こういった方は、地域内で人脈が広い傾向にあります。
メインとなるのは、移住定住に関する業務を行う自治体の職員です。
当然、移住・定住を推進することが仕事ですので、先輩移住者とのコネクションがあったり、現地の職業の紹介(就農関連、先輩移住者が就いている職業など)ができたり、あなたのことを紹介してつないでくれる場面も多いでしょう。
わたしは地域おこし協力隊として、移住することになりましたが、この方法もオススメです。
既に地域おこし協力隊の運用をしている自治体であれば、先輩移住者もたくさんいるでしょう。
地域おこし協力隊に関係する業務をしている人の中には、地域で精力的に活動されている人も多い傾向にあるので、たくさんの人脈を持っている人に出会える可能性があります。
ここからは、地域のキーパーソンに会うことで、わたしたち移住希望者は具体的にどんなメリットがあるのか解説していきます。
- あなたと似た属性の先輩移住者を紹介してくれる
- 信頼を借りることができる
- 人脈を広げる起点になってくれる
3つあるので、1つずつ解説していきますね。
メリット3つについては、音声でも解説しています!
\ 1クリックで再生可能!バックグラウンド再生もできる/
地方移住を進めていく上では、移住後の暮らしをイメージすることが大切です。
そのためには、自分と同じような状況だったりや背景を持っていたりする先輩移住者から話を聞くことが、非常に効果的です。
なぜなら、自分と同じ属性を持つ先輩移住者の経験談は、どういったことに着目をして移住を決定したのか、移住した後想像と違ったことは何なのか、全てが「少し先に待っている自分の道筋」と重なるからです。
- 移住前の仕事が同じ
⇒ 移住前はエンジニアをしていた - 家族構成が同じ
⇒ 小学生に上がる前のこどもが1人いて、子連れ移住 - 移住したい理由が同じ
⇒ よりよい子育て環境をもとめて移住
わたしもそうでしたが、子連れ移住の人は移住する時にどこが気になったのかが知りたかったですし、移住した後の想像とのギャップは何だったのか、同じような状況の方のお話が聞きたかったわけです。
当時、お世話になっていたNPO 法人の職員さんに、自分の属性(子連れ移住、元エンジニア、これから地域おこし協力隊を目指す)についてお話してみました。
そうすると、全く同じ経歴で移住された方がいて、その方を紹介していただくことができました。
その人が移住されたタイミングも同じ年代だったので、めちゃくちゃ参考になりました。
このように、自分と同じ属性を持つ先輩移住者の経験談は、非常に参考になります。
先輩移住者を紹介してもらうことが、地方移住成功させるためにはとても有用な手段になりますので、地域のキーパーソンには絶対に接触しておきましょう!
現地のキーパーソンと関係性を作ることができると、その人の信頼を借りることができます。
どこの馬の骨かもわからないあなたが地域に溶け込んでいくためには、「●●さんの紹介」という肩書きが、めちゃくちゃ効きます。
すでに信頼のある地域のキーパーソンからの紹介によって、地域コミュニティに入ることができれば、「●●さんが紹介してくれた人だから(きっと間違いない人だろう)」という心理が働き、キーパーソンの信頼を間接的に借りることができるからです。
この話は、田舎の地域コミュニティに詳しい慶応義塾大学特任准教授を兼任している、㈱NEWYOUTH代表の若新雄純さんの見解でもあります。
(この話をしている動画もあったと思うんですが、探し出せてません…)
紹介されることを見越して、地域のキーパーソンになりうる自治体の職員さんやNPO法人の職員の方には、自分が移住したい動機や背景、家族の状況をなるべく詳しく伝えておきましょう。
そうすることで、あなたの詳しい素性が地域コミュニティに伝達され、紹介された時にスムーズにコミュニティに溶け込むことができるでしょう。
地域のキーパーソンは、あなたの人脈を広げてくれるきっかけになってくれます。
ポイントは、移住する前も・移住した後にも継続的に人脈を広げるきっかけになるということです。
あなたが無事地方移住を実現できたとして、それでゴールではありません。
むしろそこからが本当のスタートです。
移住前から幅広く人脈を作ることが出来れば良いのですが、移住後はなかなか人の輪が広がりません。
地域のキーパーソンと良好な関係性を築けると、地域コミュニティに飛び込むきっかけをもらうことができます。
わたしの場合、お世話になっている方に「今度やるイベントのお手伝いが欲しいんだけど」とお声がかかりました。
そこで実際に設営スタッフとして、飛び込んだところ地域の新しいコミュニティに飛び込むことができ、人脈が広がりました。
イベントの準備や設営物の解体を通して知り合いがきましたし、イベント後の打ち上げなどにも参加して親睦を深めることができました。
淡路島のレタスや新鮮野菜を使ったレタス鍋をたらふくごちそうになりました(笑)
また、移住前からお世話になっていたNPO法人の職員の方から連絡をもらい、紹介したい人がいるという話もありました。
わたしが元システムエンジニアという経歴を知り、お仕事のお話をいただくことができました。
移住後の仕事の話はありがたいですね!
このように、現地のキーパーソンとつながっておくことで、移住前だけではなく移住後も地域コミュニティとつながるきっかけ、人や仕事の紹介につながります。
こういった、地域の「キーパーソンと接触して得られるメリット」を正しく理解をして地方移住を進めていけば、移住時の失敗リスクを下げることができますよ!
- 地方移住を成功に導くには、地域のキーパーソンといい関係性を築くことが必須
- 地域のキーパーソンは、自分の属性と似た先輩移住者を紹介してくれる
- 地域のキーパーソンからは、信頼を借りることができる
- 地域のキーパーソンは移住後も人脈を広げるきっかけになってくれる
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
なるほど、「地域のキーパーソン」に接触することが大切なんですね。
地域のキーパーソンに会えたら、その後どう進めていけばいいんだろう?
地方移住の進め方を体系的に解説した内容を書籍化しています!
この書籍では、地方移住の進め方だけに焦点を当てて、7つのステップで具体的に解説しています。(ボリュームはなんと3.5万文字超え)
下記の記事に、読者の感想やカテゴリランキング1位の状況についても掲載していますので、合わせてご覧ください。