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移住を考えるにあたり、収入が一番ネックです…
地域おこし協力隊の給料でやっていけるの?
地方移住を考えている方が思い切って踏み切ることができない理由、その多くは移住後の仕事や収入源じゃないでしょうか?
移住して終わりではないその後の生活、移住して本当に暮らしていけるのか?
移住する一年前の私も知りたかった内容です。
本記事では、脱サラして東京から淡路島に移住し、移域おこし協力隊とフリーランスになった私が移住3か月目の収支状況(ぶっちゃけたお金の事情)について、解説していきます。
こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。
この記事はこんな人におすすめ!
・移住して生活にいくらかかっているのか気になる
・地域おこし協力隊の収入(手取り)が知りたい
・駆け出しフリーランスの収入が知りたい
- 移住3か月目の収支、住民税のまとまった支払いが発生
→年間261,500円の支払い。1期目の66,500円が大きい支出 - 移住3か月目の収入
→児童手当込で「227,975円」 - 移住3か月目の支出
→住民税が加わり「221,092円」 - 移住1年目の収支推移
→6月単月は実質赤字が継続中。
リアルな収支で赤字はやばい!副業やらないと!
移住後して3か月の暮らし、時期としては6月ということで梅雨時でした。
田舎の洗礼とでもいうべく、「ムカデ」にも遭遇してトラウマ案件になりました…
6月の仕事の状況ですが、5月に引き続き古民家のリノベーションの計画に際する契約書の確認や基本構想など、地味に進めていました。
草が元気に育っている庭も友人の手や器具を借りながら、草刈りをするのもだいぶ慣れてきました。
また、限界集落を丸ごとGoogleストリートビューにしてしまうプロジェクトについても地味な作業が続いていました。
なんとか300枚以上の写真のGPS情報の修正は終わり、ひと段落というところです。
地域おこし協力隊の友人とともに新たな副業もできないか?ということでいろいろ企画を練っていたりします。
本当はこれでがっつり稼ぎたい!という思いもありますが、現実問題として超えるべきハードルや法令などが随所に壁になり、なかなか大変だなぁという感覚でした。
でも、何か仕事を立ち上げるといった時に通るプロセスは、人生の経験として有意義なものだと感じます。
あと、田舎っぽいバイトという一面も体験しました。
集落にある観光農園があじさいシーズンで人手が多いので、交通整理のバイトも体験しました。
おかげでがっつり日焼けしましたね(笑)
個人としては6月下旬にフォークリフトの免許を取得しました。
集落にフォークリフトがあるので、私も使えるようになることでいろいろお手伝いなどができるようになりました。
こうやって振り返ってみると6月も初めての体験や経験ができたなぁと感じますが、この後収支の計算を見てみるとやはり「収入が少ない」ので、それが悩みの種ですね。
- 2021年4月に東京から淡路島へ家族(妻とこども)で移住
※2021年4月~8月は単身赴任。 - 東京ではIT企業で7年システムエンジニア
- 淡路島の自治体に地域おこし協力隊として応募
→採用され、市から業務委託を受けて協力隊活動中 - 2021年5月に開業届を提出して個人事業主へ。
詳しいプロフィールはこちらの記事でご紹介しております。
それでは次の見出しから具体的な収支を解説していきたいと思います。
2021年4月に移住してから約3か月が経ちました。
3か月目の6月は、大きなイベントもあるわけではなく、収支時代もかなり平常運転の収支状況に近いデータになったと思います。
なので、地域おこし協力隊の給料と副業で本当に暮らせていけるのか?というお題目としてはかなり現実に近い収支になっていると思います。
先月の2か月目の収支状況については、こちらの記事にまとめておりますので、併せてご覧ください。
ではでは、お待たせしました。
移住3か月目の6月の収支はこちら!
6月の収支で大きな影響を与えているのは「住民税」でした。
児童手当収入などのその他収入はあるものの、実質収支で6月は単体で見ると赤字!
先月に引き続き赤字家計がつづいてしまっています…
詳しくは3か月目の支出のところで解説します。
住民税も前年度の収入を起点に算出されているから脱サラ1年目の負担はかなり大きい!
移住3か月目の収入です。
先月に引き続き、フリーランスとして地域おこし協力隊の仕事を受託していますので、メインの収入は事業収入(地域おこし協力隊)になります。
- 地域おこし協力隊 :166,000円
脱サラして3か月もするともう会社員の面影はないですが、毎月固定の166,000円の収入がいただけることはかなり恵まれていると日に日にありがたみが増しています。
続いて、副業収入。
今月も微々たる金額ですが「1,975円」の内訳をご紹介します。
- アフィリエイト :1,975円
アフィリエイトは6月支払い分は4月に承認された成果がもしもアフィリエイトから入金をされていました。
最初の頃は1円でもブログで稼げればなんだかハッピーな感じがしていたんですが、さすがに収入に占める割合が少なすて結構落ち込みますね(笑)
もっともっと頑張らなきゃなぁ…
6月は児童手当が振り込まれたことにより、臨時的な収入がありました。
- 児童手当:60,000円
子連れ移住の場合は、この「児童手当」の支給に関する手続きは期限内にしっかりやっておかないと支給期間に空白期間がでてきしまい、もらえない月が発生する可能性もあります。
入念にスケジュールとタスクを計画しておくともらい損ねることを避けることができますよ!
わが家は私が単身赴任で別居スタートだったから児童手当の手続きが煩雑でした!
以上、移住3か月目の収入は「227,975円」でした。
移住3か月目は「221,092円」となりました。
けっこうリアルな数字になりましたね。これは、男性1名の単身赴任中の支出です。
詳細な内訳はこんな感じです。
項目 | 金額 |
---|---|
社会保険+税 | 100,320 |
積立NISA | 28,812 |
民間保険 | 15,840 |
食費 | 14,187 |
ideco | 10,000 |
自動車ローン | 9,600 |
日用品 | 7,269 |
交通費 | 6,790 |
電気 | 6,768 |
通信費 | 6,462 |
自動車(燃料等) | 4,550 |
ガス | 3,734 |
交際費 | 3,000 |
健康・医療費 | 1,980 |
水道 | 1,760 |
雑費 | 20 |
趣味・娯楽 | 0 |
衣服・美容 | 0 |
教養 | 0 |
特別な支出 | 0 |
住居 | 0 |
支出合計 | 221,092 |
項目について抜粋して解説していきたいと思います。
移住3か月目の6月にもっとも大きな支出だったのは住民税の納付でした。
6月に1期/4期分を納付したよ
- 任意継続健康保険料:33,820円
- 住民税:66,500円
- 合計:100,320円
私は会社を辞めて個人事業主になったので、住民税は個別納付になりました。
会社員時代は毎月給与から天引きされていましたが、個人事業主になると「年間でいくら払う」という考え方にシフトするので、少し慣れが必要ですね。
私は前年度1月1日時点住んでいたのが東京都だったので、住民税の支払先は東京都になります。
東京の場合は「都民税」といいますね。
給与所得者については、6月から翌5月まで毎月給料から天引きされます。
私は給与所得者ではないので、市区町村から送付される納税通知書で年4回に分けて納めています。
詳しくは東京都の個人住民税のHPをご覧ください。
4回に分けて納付する住民税の第1期分を6月に支払いました。
月々に支払っていた場合はいくらくらいかというと、年額「261,500円」を12か月にならすと約「21,791円」です。
住民税は月額2万円くらいの負担かぁ
しんど…
先月の国民年金保険料や毎月支払っている健康保険料に加え、この住民税の負担は脱サラ1年目はやはり大変です
私のように地方移住して脱サラする人は、社会保険の負担が爆増するので当面の生活運転資金はある程度貯金をしておくのが望ましいと思います!(切実)
さて、次に大きな支出となったのが、積立NISA「28,812円」と関連した投資のiDeCo「10,000円」。
これは毎月将来のお金として投資をしているので、正確にいうと支出というわけではないです。
が、収入は減っても一応単月でこれだけ投資に回しているという感じです。
これはなるべくキープしたいですね。
市場の成長と連動するインデックス投資に振ってほったらかし状態ですが、運用成績としてはプラスなので、若いうちからもっと積み立てしておきたかったです。
ラジオでもこの積立NISAとiDeCoについては解説しているので、興味があればご視聴いただければと思います。
今月は食費は抑えめでしたね。
- 食費:14,187円
6月は目立った交際イベントもなく、淡々と仕事をしていた月でしたので、あまり外食もなくもらった玉ねぎやキュウリをたべる生活でした(笑)
一応外食ではないのですが仕事のつながりで知り合った方にBBQに誘われたり、市役所の担当の人に飲みに誘われて飲んだりはしていました。
でも、地域おこし協力隊の給料事情をご理解いただいているのか「お代はいらないよ!頑張ってね!」と出世払いでおごってもらっているため支出がありませんでした。
しっかり私も仕事やお手伝いを頑張ろうと、身が引き締まりましたね。
地域の方にもてなしていただけるのはとってもありがたいです
そしてBBQの食材なんかも新鮮なのでこれまたおいしい!
6月の水道光熱費は合計すると「12,262円」になりました。
- 電気代:6,768円/月
- 水道代:1,768円/月
- ガス代:3,734/円
プロパンガスは1人暮らしでこの金額なので、やはり割高ですね。
ガスを使うタイミングはシャワーを浴びる時くらい(男性なので15分くらいしか使わない)ですし、湯を張っていることもしなかったので、本当に利用量は少ないと思います。
それでも3000円を超えてしまうプロパンガス。
家族で暮らすようになり、湯を張って子供と入浴する生活の場合はこの3倍~4倍(10,000超え)はいくのでは?と少し心配になりましたね。
これは田舎暮らしというか、移住当初において大きいと思うんですが、家賃が3か月目もタダです。
- 家賃(3DK庭付き):0円
正確には4,8万円相当のアパートに住んでいるのですが、地域おこし協力隊になると住居費用を自治体側が負担してくれます。
家賃がかからない生活が3年間続けられるだけでも移住だったり新しい仕事への挑戦をするのに生活のリスクがさげられますよね。
地域おこし協力隊の活動費という経費からこの住居費用が捻出されているよ
以上、移住3か月目の収支でございました。
実態としては「221,092円」の出費ですが、住民税の1期分をまとめて払った(66,500円)ので、月々支払ったと仮定して均した場合は「176,758円」の支出になりました。
いかがだったでしょうか。
東京から淡路島に移住した人の移住3か月目の収支の生データを公開してみました。
結論を再度まとめます。
移住3か月目にの収支と収入はかなり平常運転に近い状態です。
実質的な収支を見るとこれが地域おこし協力隊の給料で暮らすリアルといってもいいかもしれません。
いや、リアル赤字やん
脱サラ1年目でもある地域おこし協力隊1年目は、負担の大きい社会保険料や税金によってかなり支出しています。
よって赤字ライフがしばらく続きそうです。
このことからもわかりますが、地域おこし協力隊は副業ができることが必須だと僕は思います。
ぶっちゃけ今の収入だけでは、家族を養うのは無理。2つ目、3つ目の収入がないと家族で暮らすのは厳しいと思います。
なので、これから地域おこし協力隊を選択する方については「副業の制限」がないかは必ずチェックするようにしてください。
1年目には副業の種まきや準備をして2年目には収益化していきたいと考えています!
前月からの収支状況の推移もまとめてみるとこんな感じになっています。
上記の推移のデータについては、普段の「平常運転」の費用感がわかるように一過性の大きな金額は少し除外しています。
(あと、その一過性の大きな数値に引っ張られてグラフが見ずらい!ので除外しました。)
3か月目の2021/06の月は収支が(8,783)となっており、赤字で推移していることがわかります。
※()数値はマイナス値の意味
2か月目の(146,810)の大幅マイナスで貯金を切り崩した前月に比べれは収支はトントンではありますが、なるべく単月でも赤字は出したくないんですけどね~…
節約と副業に勤しむしかない!
ちなみにリアルに口座に入った金額と出ていく金額を推移で示したリアル収支の状況はこんな感じです。
児童手当が振り込まれているので見かけ上は3か月目の2021/06は6,883で黒字ですが、児童手当に頼っているってちょっと違うよねってことでこれは個人的にノーカウントです。
児童手当はこどもの費用に充てています
- 移住3か月目の収支、住民税のまとまった支払いが発生
→年間261,500円の支払い。1期目の66,500円が大きい支出 - 移住3か月目の収入
→児童手当込で「227,975円」 - 移住3か月目の支出
→住民税が加わり「221,092円」 - 移住1年目の収支推移
→6月単月は実質赤字が継続中。
リアルな収支で赤字はやばい!副業やらないと!
移住3か月目も新しい支出ポイントがありましたね。
この記事で漠然としたお金の心配がこの記事で少し晴れるとありがたいです!
また、ご覧いただいたように移住して仕事が変わる場合は、収入減も見込まれています。
今のうちから個人で少しでも稼げるように副業の経験を積んでおくことをオススメします。
何から副業をしようかと、悩まれる方にはぜひこちら記事も併せてご覧くださいね。