移住セミナーのアーカイブ動画はこちら

淡路島への移住を決めた経緯と1年半暮らした変化【兵庫県移住セミナーin東京(アーカイブ)】

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あなた
あなた

・どこかいい場所があれば移住してみたいな。

・移住者が多いらしい淡路島って実際どうなの?

・淡路島に移住をした人の感想が知りたい!

こんなお悩みに答えます!

本記事の内容

こんな内容が分かります
  • 東京から淡路島に移住した人の感想
  • 淡路島に移住してからの暮らしの変化
  • 「幸せ運ぶ ひょうご移住セミナー in 東京」でのセミナー内容

本記事を書いた人

この記事を書いた人

こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。


東京の会社を辞めて、現在は淡路島で地域おこし協力隊として古民家を直したり、ライターをしています。

コバヤシ
コバヤシ

時々、兵庫県からのお仕事でセミナーに登壇しています!

今回は、2022年11月に東京で開催された「幸せ運ぶ ひょうご移住セミナーin東京」で登壇した際のセミナーの内容について、アーカイブとしてブログにまとめました。

セミナー資料をじっくり見たかった人や、セミナーには行けなかったけれどどういった内容だったのか知りたい方、淡路島に移住した人の暮らしが知りたい方向けに内容になっています。

セミナー資料が早く見たい方は、こちらからダウンロードできます。

兵庫県の移住セミナー(淡路島パート)の動画アーカイブ

上の動画は、2022年11月26日に都内の交通会館で開催された「幸せ運ぶ ひょうご移住セミナーin東京」で登壇した際のセミナー資料を、アーカイブ向けに再収録した内容です。

コバヤシ
コバヤシ

淡路島のことが知りたいよ~という方は上記の動画でサクッと見れます。

あなた
あなた

セミナー全体のアーカイブはありますか?

当日のセミナー全編及びトークセッションなどの内容はカムバックひょうごセンターのFacebookよりご覧いただけます。

カムバックひょうごセンターのFacebookライブアーカイ

下記の見出しからは、テキストで解説していますので、ブログで読みたい方は下へスクロールしてください。

兵庫県移住セミナー(淡路島パート)の内容

セミナーのゲストトークでお話した内容は全部で3つありました。

  • 移住後の仕事
  • 移住の経緯
  • 移住後の生活

この3つについて、自己紹介後に解説をしていきます。

本題に入る前に、登壇者(わたし)の自己紹介と経歴を簡単に。

1991
新潟県新潟市に生まれる

学生時代は、部活動(バスケットボール)漬けの生活。
大学卒業後は、都内のIT企業に就職。
システムエンジニアとしてシステム開発・運用に従事。

2019
娘の誕生がきっかけ

2019年の秋、娘の誕生をきっかけに暮らしを見直す。
暮らしを見直し移住を考えはじめる。
都内で移住セミナーに参加しながら、情報収集を開始。

2021
IT退職して淡路島へ移住

7年勤めた都内のIT企業を退職後、地域おこし協力隊として淡路島へ移住。
古民家の活用や過疎集落の支援を行う。

2022
個人事業主としても活動

地域おこし協力隊をしながらライターや法人向けに資料制作代行を行うなど、個人事業主として活動中。

移住を検討される方にとっては、「子連れ移住」「脱サラ移住」「東京からの島暮らし」といった内容が参考になる要素かと思います。

では、本題に入っていきます。

淡路島に移住後のお仕事。地域おこし協力隊を選択した理由。

2021年の4月に、地域おこし協力隊として淡路島に移住をしました。

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。

総務省|地域力の創造・地方の再生|地域おこし協力隊

地域おこし協力隊の仕事(ミッション)給料などは当ブログでも解説していますが、都市部から地方へ移住して活動をする総務省の制度の1つです。

わたしの地域おこし協力隊としてのミッションは主に3つあります。

  1. 過疎集落の活性化に資すること
  2. 古民家の改修と拠点整備
  3. 集落にある既存事業の支援

ここでは、主に「古民家の改修と拠点整備」について触れますね。

「古民家の改修」と言っても、よくみるビフォーアフターの仕上がりにする作業だけではなく、予算計画や作業の分担、協力者の交通整理や課題管理など、プロジェクトマネジメントも必要です。

こうした下地作業があってこそ、リノベーション作業に入れるわけですね。

工事に着手して1年半経ちましたが、浄化槽やトイレの整備が整ったことで施設としては運用が開始できました。

そのため、この拠点を運用するためのイベントの企画・運営なども必要になります。

地域おこし協力隊として代表的な活動については、上記の通りです。

『地域おこし協力隊』の仕事ってこんな感じなんだ~とか、古民家改修のミッションて意外とやること多いのね~といった感じで緩くご理解いただければOKです(笑)

地域おこし協力隊の仕事については、下記のブログ記事でも解説

淡路島へ移住した経緯。ライフステージの変化を受けて決断した地方移住。

ここからは、移住の経緯について解説していきます。

移住を考えたきっかけと想い

「18/100」という数字、何か心当たりますでしょうか?


(全然ピンとこないですよね…大丈夫です…笑)

この数字は「人生100年時代として捉えた時、子が親と密に過ごす時期は18歳頃まで」という、個人的な見解…感覚値の数字です。

自分が学生時代、親と同居していたのが「18歳」まででした。

18歳は「高校卒業」のタイミングでもありますし、人によっては就職・進学で親元を離れるタイミングでもあるでしょう。

自分の子どもが生まれてから、もっと子どもたちと一緒に時間を過ごしたいと思うようになりました。

コバヤシ
コバヤシ

18年しか子どもたちと過ごせないなって、寂しい!

そんな気持ちを抱えながら、現状の問題点を改善するべく思考を巡らせました。

  • 仕事中心の生活で、長時間の勤務を改善したい
  • 子どもと過ごす時間を増やしたい
  • 新しいことに挑戦したい

こんな想いがあり、妻との相談の結果「地方移住」することを選択しようと決まりました。

娘に加え、第二子の妊娠も分かったことで、より移住に傾くことになります。

まずは妻の実家がある「兵庫県」に移住することをざくっと決め、その後は情報収集をする中で淡路島に焦点を合わせました。

そして、現実的な移住の手段として「地域おこし協力隊」という制度を活用した移住を検討し始めました。

なぜ淡路島に移住したの?洲本市へ移住した理由

兵庫県の南部に位置しているのが淡路島です。

都会的な街である神戸からも近いですが、橋を渡れば島暮らしとなる淡路島。

その中心部にあるのが人口4万人の洲本市です。

洲本市へ移住した理由は大きく分けて3つありました。

  1. 生活圏の便利さ
  2. 先輩移住者の多さ
  3. 運と縁

1つずつ深堀していきます。

まずは「生活圏の便利さ」です。

洲本市街には、病院・役場・郵便局・スーパーなど、普段利用する生活拠点が車で15分圏内の場所に集約されています。

コンパクトな街として、とても過ごしやすいの実感値です。

実際に移住してみて感じるのは、自分が住むエリアの周辺≒住まいから15分~30分圏内の生活利便性が、快適な暮らしを実現する上では重要かなと感じました。

続いて「先輩移住者が多いこと」

割とこれが決め手でもありました。

淡路島には移住者が多く、その点で情報の収集がしやすかったです。

移住者が多いことで、移住者視点での情報を知ることができました。特に、自分と属性の似た移住者を見つけることができ、移住後のイメージが湧いたことが、移住を決断するのに有効でした。

また、移住者の多い土地であれば閉鎖的な空気はないだろうとも思っていました。

実際、移住者の多い淡路島では移住者同士のつながりがあったり、人づてにつながりが広がっている実感があります。

最後に、「運と縁」があった洲本市での地域おこし協力隊。

退職を伴う移住だったため、当面の収入の確保は移住を実現するために必須条件にしていました。

そのため、地域おこし協力隊を活用した移住が当時の自分にとっては現実的な手段であり、実際に採用された後は固定報酬がいただけるありがたみを感じながら日々暮らしています。

移住後は、個人事業主として活動することを見据えていたので、人脈づくりや活動のしやすさからも、地域おこし協力隊の選択がベストだと考えていました。

淡路島に移住して1年半。生活にどんな変化があった?

ここからは、淡路島に移住して1年半経ってみて気づいた、移住後の生活の変化について解説していきます。

要点は3つありますので、1つずつ解説していきます。

  1. 生活の時間帯
  2. 季節の食
  3. 消費思考から生産思考へ

1.生活の時間帯の変化

上記のタイムラインの左側が都内(新宿)勤務の時の1日、右側が淡路島での仕事がある日の1日です。

新宿勤務の時には通勤時間が多く、これが暮らしの中での幸福度を割と削ぐ要因でした。

片道1時間、往復2時間を1日の間で費やしていることで、夜寄りの生活時間帯になってしまうこともしばしば。家に帰るころには日が暮れていることがほとんです。

一方、淡路島では通勤時間が20分未満の日がほとんどです。

自宅で仕事をすることもありますし、現場に出る時も車で15分ほどなので、東京時代に比べると1.5時間は可処分時間が増えていると思います。

また、農作業や草刈りなど、外作業も関わる機会が増えたことで、天候や日照時間によっても働き方が変わりました。

晴れた日には外作業、雨の日には事務作業で、まさに晴耕雨読の日々です。

もちろん、外作業の場合は日が暮れてしまえばおしまいなので、自然の中で生きる感覚が戻って来た感じがします。

オフィスの中で暑い・寒いでもない環境で長時間働いているよりも、健康的な生活をしていると感じるようになりました。

コロナ禍の影響を受けて2年間在宅勤務でシステム開発をしていて、閉鎖的な暮らしになっていたこともあり、移住1年目は特に「自然と生きる」感覚を強く感じました。

2.季節の食材

田舎暮らしではよく聞く話ですが、田舎に移住すると野菜や果物を「おすそ分け」される機会が増えます。

これは本当でした(笑)

淡路島に移住したわたしの場合は、写真の通り玉ねぎやレタス、白菜などを沢山もらいます。

生産地の近くで、生産者さんの側で生活をしていると野菜のおすそ分けをもらうので、普段の食卓にも野菜がよく並びます。

ここで一度「おすそ分け」が発生する理由について触れたいのですが、どういう理屈か想像がつくでしょうか?

農作物の生産工程で味や品質は一緒なのに「サイズが小さすぎる・大きすぎる」「形が悪い」「出荷作業が追いつかない」という理由で、市場に流通しない農作物がでるわけですね。

そういった売りに出されない野菜は、農家さんとしてももったいないですから、近所の方や知り合いの方におすそ分けしたり、お手伝いをしてくれた方に沢山持たせて帰ってもらうことが多くなるんですね。

移住者目線でおすそ分けをいただくコツなんかは、下記の記事でも紹介していますので、参考にされてみてください。

「食」に関して感じることはたくさんありますが、一言で言えは、移住後の生活では新鮮でおいしい野菜をもらうことで、食の満足度は上がりました。

3.消費思考から生産思考へ

最後はマインド面の話しですが、消費思考から生産思考へという話です。

都会だからこう、田舎だからこうというわけではないですが…。

都会にはお金があればできる「サービス化」されたことが充実していますよね。

一方で田舎は「すぐに使える」「すぐに楽しめる」ような、サービス化されているものは都会に比べて少ないです。

一方、作り手側に回る「余白」が多いのが、田舎の特徴だと感じました。

「なければ作る」ような思考が自然と育まれような気がするわけですね。(写真は農家の友人と一緒に生産拠点を作る様子)

便利な都市部から移住して田舎暮らしと直面すると、やはり最初は不便なことが多いでしょう。

でも、そこで快適に暮らす人はいますし、先人の知恵を学びながら自分の暮らしを少しずつDIYしていくうちに、(住めば)都になっていくことでしょう。

これは、暮らしだけではなくて「仕事」でも同じというように感じました。

すぐにやりたい仕事(希望の職種)ができるわけではないかもしれません。地方は都会のようないろいろな職種が仕事として市場に転がっているわけではないです。

が、しかし、開拓精神をもって臨めばやりたいことが仕事になることもあります。小さくはじめて見れば面白がってくれる人も多いんですよね。(例:写真に掲載しているテントサウナや生産物の商品開発)

面白がってくれる人がいると、人から人へ伝番することで、それが事業につながることもあるわけです。

移住後の生活の変化【まとめ】

移住後の生活の変化をまとめます。

移住後の生活の変化
  • 移住によって通勤時間が大きく減り、ワークスタイルも変わったことで、可処分時間が増えました。
    時間が増えたことで、送る時間の満足度や幸福度を大きく考えるようになりました。
  • 生産場所や生産に近い田舎暮らしでは、季節の食を通じて学ぶこともたくさんありましたし、その機会が多いのも特徴的だと感じました。
  • 「自然に触れ合いながらのびのびと子育てがしたい」という方も多いと思いますが、食育を通じた子育ても学べることが多い田舎は、魅力的でもあるということを伝えたいです。
  • 田舎暮らしは「挑戦する場」としても恵まれた環境かなとも思います。
    家賃を低く抑えたり、色々なものをシェアして固定費を削減できる田舎暮らしは、生活コストを下げる余地が多くあります。
  • 生きるのにかかるコストが少なくできれば、ライスワーク(食べるための仕事)を減らしつつ、ライフワーク(自己実現のための仕事)を両立することもできるでしょう。

このような環境が、田舎には揃っていると感じています。

移住検討者へのメッセージ

最後に、移住を検討されている方にこんな言葉を送りたいと思います。

「将来的に」ではなく「1年後は」で考えてみて

わたしもそうでしたが、移住を考える時、つい「将来的に」という枕詞を使っちゃいます。

でも、それだと期限が定まらないので、けっこうズルズルと先送りになってしまうんですよね。

「いつかやりたい」と思っていることの「いつか」がやってこないのと同じです。

わたしの場合は移住を検討しはじめて、実際に移住相談に足を運んでから約1年で移住しました。

この1年間は本当にあっという間に時間が過ぎていきました。

期限を定めず、ぼんやりと移住を検討しているだけだと時間の経過も長く感じて、まだまだ先の話だと思うかもしれないです。
一方、いざ期限を定めて行動に移していくと、思いのほか時間が足りないことに気づくはず。


まさに、

人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。

そんな状態になると思います。

移住を考えるのであれば、ご自身のライフステージを俯瞰してどの年代をどのように過ごしたいかを考えてみて、“いつまでに移住をするか”を明確にしてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

移住のQ&A|トークセッションでの質問と回答

セミナー当日のトークセッションで交わされたQAをまとめました。

自分と属性の似た移住者を見つけることですね。
わたしが一番移住の障壁になったことは、移住後の生活イメージできないことでした。
要素としては「移住後の生活面」「移住後の収支面」がありました。

「移住後の生活面」は、現地の移住促進をする自治体担当者やNPO法人の担当者を通じて自分と属性の似た先輩移住者と接点を持って聞いていけば、具体的な生活イメージはある程度掴むことができると思います。

「移住後の収支面」も、自分と属性の似た先輩移住者(家族構成や職種が似ている)を捕まえることができれば、ある程度生活収支も似通ってきます。お金面は聞きにくいかもしれないですが、聞ける人がいればしっかり聞くことが大切です。

最初は移住のセミナーに参加していくことが重要だと思います。
ただし、ただ参加しているだけではなくて、ゲストスピーカーに登壇している先輩移住者や自治体の担当者とその場で”ツテ”までつくると、ググっと話が進むと思います。
セミナーを通じて連絡先を交換して、個別に具体的な話をするくらいまで行動すると、かなり話が進むと思います。

田舎暮らしでは、住宅関連のトラブルがありえるかもしれません。

田舎暮らしを望む方には、古民家暮らしを希望する方も多いと思いますが、古民家の賃貸契約はオーナーさんとの個人間で賃貸契約を結ぶ場合もあります。

特にオーナーさんがご高齢の場合、賃貸契約締結中にオーナーさんが亡くなる場合があります。その場合、その物件の相続状態が契約に影響を及ぼす場合があります。(最悪、相続人が賃貸契約を望まない場合もあります)

そのため、個人間での賃貸契約を結ぶ場合やご高齢のオーナーさんの場合は特に、相続状況の確認もうまく確認しておくと良いでしょう。

郵便局員や地域の隣保(地域のチームのような単位)・地域の民生委員さんは、その地域の空き家の状況をかなり把握されています。

そのため、そういった空き家の状況を詳しく知る人物と繋がる(自治体担当者や空き家バンク担当者を通じて)ことで、不動産情報などの市場に出る前に空き家情報をキャッチアップしていくことができますね。

淡路島の場合は、移住者同士のコミュニティが存在しています。

NPO法人さんが、定期的に移住者懇談会を開催してくれているので、新規の移住者の方が先輩移住者の方とつながれるタイミングがあります。

例 淡路島の移住者交流会の様子


あとは、自治体の移住促進担当者やNPO法人の担当者の”担当歴”が長いと、自治体の担当職や団体として形成されているコミュニティの他に、その担当歴が長い人物が持つコミュニティにも入っていきやすい場合があります。

例 移住促進担当者Aさん(担当歴5年)、趣味は「サウナ」

移住相談者とのやり取りの中で「サウナ」が趣味であることが発覚し、Aさんの趣味でつながるサウナ好きのコミュニティに紹介されて、地域の住人との輪が広がる…など。

自治体によっても異なると思いますが、地域おこし協力隊を複数人運用している場合は、隊員同士のつながりもできます。

わたしの場合は、自治体に7~8人ほどが採用されている状態なので、地域おこし協力隊同士のつながりが比較的多いのかと思います。

また、各隊員ごとで行っているミッションや担当エリアが異なるため、隊員同士のつながりを深めていくことで、その隊員が受け持つエリアのコミュニティにも入っていくことができます。

例 わたしの場合は、担当する集落がありつつも、T隊員と活動を共にする中で別の集落の住人の方ともつながることができました。

(T隊員の畑作業を手伝う中で住人の方ともつながれました。)

地域のイベントは馴染むチャンスだと思います。

月1回開催されている地区のマーケットがあるんですが、自治体の知り合いを通じて、イベント運営者を紹介していただき、イベント運営のお手伝いを申し出ました。

イベントにただ参加するだけでは、あまりつながりというのは増えていきません.

でも、イベント運営側に回るとスタッフ同士のやりとりを通じて紹介を受けたり、イベント後の打ち上げなどを経て、濃い時間を過ごすことができるようになります。

(一緒に汗を流すことで、地域との方との絆が深まります)

時間あたりの経験値が都会と比べて田舎の方が多いと感じています。

都会で普段生活していると、一般的な会社員が周りに多くなると思いますので、生産者や飲食店さんとのつながりって田舎ほど多くないと思います。

多様な職種や経歴を持つ方々との出会いを通じて、様々な体験(農業や自然の中での仕事、その他田舎特有の生活)を得られる機会が非常に多いので、得られる経験値の差はかなり違うと思います。

人生経験として非常に有意義に感じています。

トークセッションの詳細はセミナー全編をご覧ください(動画の後半です)

セミナーでは話せなかったけれど大切なこと

ここからは、セミナーの尺の中で話せなかったけれど、わたしが移住して一番伝えたかったことを補足したいと思います。

それは「移住後のお金」の話しです。

当ブログでは、下記の記事のように、ブログで移住後の生活の収支についてまとめてきました。

淡路島に移住して1年経過後の収入と生活費の内訳

移住を検討していくうちに、必ずぶちあたる壁が仕事(すなわち収入)です。

転職なき移住でそのまま仕事を継続できて、大きな収入の変化がない場合はそこまで心配は要りません。

しかし、テレワークが浸透してきたと言えど、そう簡単に遠方へ移住するのは難しいケースも多いですよね。

  • 「転職してどれくらいの収入が必要か?」
  • 「移住したらどれくらい稼げれば生活できるのか?」

こういった移住後の生活コストの予測が大切になっていきます。

特に、ご家族と一緒に、よりより暮らしを目指して移住される場合は、移住後の生活が継続できるような施策を考えておく必要があるでしょう。

転職にしても独立にしても、収支計画などの金策は必須です。

淡路島への移住を検討されていたり、子連れ移住の場合の生活収支がどれくらいか気になる方は、こちらのnoteも参考になるかもしれません。

無料公開部分で収入推移などを一部公開しておりますので、冒頭だけでも役に立つ内容かと思います。

ブログnote音声配信Twitter電子書籍(Amazon Kindleで読めます)などで移住に関するお金の発信をしていますので、参考にしていただきつつ、家族としっかり話し合い、移住を決行に移してほしいと思います。

本記事まとめ
  1. 地域おこし協力隊を活用すれば、移住直近3年間の収入を確保した移住ができる
  2. 移住後は都会暮らしに比べて、生活時間帯が変わって、自由な時間が増えた
  3. 田舎暮らしでおすそ分けが増え、食育を通じた子育ても充実してきた
  4. 田舎は、生産者(作り手側)に回る余地が増え、生産する喜びを得るチャンスがある
  5. 移住の検討は「将来的に」ではなく「1年後は」で考える

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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