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・地方移住して田舎でのんびり暮らしたい
・都会の暮らしが肌に合わない気がする
・どうやって地方移住の準備を進めていけばいいか分からない
こんなお悩みを抱えていませんか?
地方移住したいと考えてはいるけれど、具体的に何からしたらいいか分からないですよね。
でも、そのまま暮らしているだけで何も変わりません。
地方移住は移住の流れを知って、計画的に動いていくことで実現できます。
実際にわたしも地方移住を経験しました。
現在は東京を離れて瀬戸内海で島暮らしをしていますが、その道のりはかなり大変でした。
最初から本記事の移住の流れを知っていれば、もっと簡単に移住が実現できたと思います。
本記事では、「地方移住の進め方」をテーマに出版した書籍でカテゴリランキング1位を獲得したわたしが、地方移住の流れを7ステップで解説していきます。
先に地方移住の流れ(7ステップ)が知りたい方はこちらから見出しに飛べます
本記事を読めば、失敗しない地方移住の流れを知ることができますので、ぜひ最後までお付き合いください!
こんにちは!当ブログを運営している「こばだんな @iju_kobayashike」です。
- 移住の流れを把握することで、先人たちの歩みや失敗を学べる
- 地方移住は短期的には「引っ越し」だけだが、長期的には「移住後の暮らし」が続いていく
⇒地方移住で大切なのは、単に引っ越し準備ではなく、移住した後の暮らしが豊かになる準備 - 地方移住の流れの7つのステップは、移住後の暮らしを豊かにするために必要な作業
地方移住の流れを押さえておくとことで、あなたは無駄な苦労や大きな失敗をしなくて済むようになります。
地方移住を考えている人はあなた以外にもいますし、すでに地方移住を果たして理想のライフスタイルを実現している方はたくさんいます。
あなたの少し先の未来を走る先輩移住者が歩んだ流れを知ることで、何をやって・どういう失敗があったのかを知ることができます。
先輩移住者がやってしまった失敗や注意点を把握することができれば、あなたはその失敗を回避すればいいだけですよね。
このように、地方移住の流れを把握すれば「やらなくていい努力」を省くことができ、「分かっている失敗」を避けられるようになるので、”流れの把握”はとても大切です
この記事を通じて、移住の流れを勉強していってくださいね!
地方移住をするためにやるべきことは、意外とシンプルで「引っ越し」だけです。
いやいや、こばだんなさん
移住は引っ越しですけど、他にも”仕事”のことも考えないといけないですし、その地域でうまくやっていけるか”人間関係”とかも気になりますよ!
こんな風に考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あなたのおっしゃる通りで、地方移住には、引っ越しだけではなくて「仕事(収入)のこと」「住みやすい地域であるかどうか見極めること」もしっかり検討する必要があります。
今後の仕事のことや地域と馴染めるかどうかが気になる方は、地方移住の失敗リスクがぐっと減らせる方ですよ。
なぜなら、単に暮らす場所が変わる「引っ越し」という短期的な視点ではなく、「移住後の暮らし」という長期的な視点で捉えられているからです。
こういった方は「短絡的な思考で移住をして、移住後の暮らしがうまくいかずに去っていく」こんな風に失敗に至る確率が小さくなります。
この先でご紹介する地方移住の7つの流れでは、「移住後の暮らし」がうまくいき、豊かな暮らしを送れるように地域を調べたり、人間関係を築いたりするために必要な流れですので、ぜひ最後まで読んで覚えていってください。
地方移住の流れを7つのステップに分けると、このようになります。
- 移住したい理由を言語化する
- 移住相談する
- 現地のキーパーソンと接触する
- 移住候補先を訪れる
- 移住の計画を立てる
- 移住に関連する手続をしていく
- 引っ越しする
それでは1つずつ解説していきます。
まずは、あなたが「なぜ移住したいのか」その理由を明確にする必要があります。
移住したい理由が明確になっておらず言葉にできない状態では、どこに移住したらいいかも、いつまでに移住したいのかもわかりません。
家族がいる場合は、パートナーなどに思いを告げることもできないですし、協力をしてくれる自治体の方も困ってしまいます。
- (例1)サーフィンが好きなので、いい波がくる海の近くに住んで、仕事前にサーフィンができる暮らしがしたい。できれば1年以内に移住がしたい。
- (例2)こどもたちと自然が豊かな環境で暮らしたい。都心部での仕事もあるので、交通の便がよい場所が希望です。こどもたちが小学校にあがる前に移住がしたい。
こんな感じで理由が分かれば、移住相談の時には相談員さんが色々情報を集めて提案してくれますよ。
例1で言えば、神奈川県の湘南エリアは人気ですよね。
千葉県や宮崎県などのサーファー移住が盛んな場所なので、そういった場所の先輩移住者の方とつないでくれるかもしれません。
このように、なぜ移住したいのか、いつまでに移住したいのかを明確に言葉にしておくことが大切です。
移住したい動機を言語化するためのコツは、こちらの記事にまとめています!
移住したい理由が他人にざっくりと説明できるくらいまとまったら、移住相談をしましょう。
移住相談をするねらいは、2つあります。
- 移住したい理由をさらに明確にしていく
- 具体的に移住の検討を進めていく
移住相談をすることで、相談員さんや自治体の関係者、先輩移住者と話をする機会も増えるでしょう。
その中で、多くの地域情報が手に入ったり、ネガティブな情報が耳に入ってきたりすると思います。
海の近くに家を建てて、海の見える眺望の良い部屋仕事がしたいな!
海に近い○○エリアの先輩移住者の方の意見では、海からの風が強い場所だったので塩害がひどく、車や窓がさびるところもあるそうですよ!
水辺の眺望ということであれば、淡水で塩害のない湖があるエリアを狙うのはどうでしょうか?
例えば○○県のXX市とか…
移住相談をすることで、自分では調べきれなかった情報をさらにインプットすることができ、気持ちに変化もでてくるはずです。
その都度、少しずつ気持ちを改めながら、自分にとって大切にしたい軸を考えて行きましょう。
また、移住相談をすることで具体的に移住の検討を進めることができます。
先輩移住者の方と顔つなぎをしてもらことで、現地の暮らしふりを聞いてみたり、なかなか外にでてこない「住みやすい地域情報」などが手に入るかもしれません。
お試し移住や有益な移住支援制度の耳より情報が手に入れば、ぐっと移住の計画を進めることができるようになります。
このように、移住相談をしていくことで地方移住の検討状況が2歩も3歩も進むことになりますので、ぜひ活用してみてくださいね。
移住相談のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
移住相談を繰り返しながら検討が進んできたら、移住したい場所のキーパーソンと接触してみましょう。
現地のキーパーソンは、より具体的な地域の情報を収集するために、非常に心強い役割を果たしてくれます。
地域情報に詳しいキーパーソンには、こういった方々が該当するケースが多いです。
- 現地の移住・定住を推進する自治体職員
- 自治体から移住推進業務の委託を受けたNPO法人の職員
- 現地で移住者のネットワーク広く持つ人
各自治体や地域によって状況が異なりますが、こういった方々もしくはそれに近しい人物に取り次いでもらうことからはじめるとよいでしょう。
現地のキーパーソンとなり得る人の見極め方や、なぜ心強い役回りになってくれるのかについては、こちらの記事に詳しく書きました!
移住相談が進み、現地のキーパーソンらを訪ねながら話が進んできたら、必ず移住候補先を訪れましょう。
地方移住において、現地を訪れることはマストな条件です。
現地を一度も訪れずに移住を決めてしまうことは非常に危険なので、絶対にオススメしません。
その理由は、「移住した先で致命的な”移住できない理由”」がないかを、最低限確認しておくことが必要だからです。
「移住できない致命的な理由」は人それぞれですし、地域によってそれぞれ異なるので一言でくくることができませんが、この致命的な理由がないかをご自身の肌で感じとることがとても重要です。
- (例1)移住したい物件がある場所の最寄りのスーパーが最近閉店してしまって、別のスーパーは車で1時間も離れている場所にしかなかった。
- (例2)移住する地域が、冬になると2m~3mの雪に囲われる場所で、その期間は2か月以上ある豪雪地帯だった。
インターネットで調べられる情報でも、現地の状況が実際には異なる(閉店情報など)場合も多いです。
また、気候面についてはテキスト情報で知っている情報であっても、実際に体験する(積雪や雪かきの大変さ)してみると想像と違うこともあります。
実際に足を運び、自らの目で見て体験して、それが許容できる範囲なのかを見定めていくことで、移住による失敗を防ぐことができるようになります。
移住先を下見する時にやるべきことを、こちらの記事で具体的に解説しました!
移住先が決まったら、移住の計画を立ててましょう。
1つ1つ確認しながらやることや準備することを明確にしていくのが重要です。
地方移住は、あなたの状況(こどもの有無、仕事の継続可否、車の所有の有無等)によって、やるべきことや準備内容が異なります。
- (例1)移住に伴って仕事を変える場合は、次の仕事をどうするか
- (例2)今自家用車を持っていない場合は、新たに車の調達(購入かカーリースなどのサービスを利用するか)をどうするか
- (例3)移住に伴う引っ越し代や、物件取得に関わる大きな資金の計画はどうするか
このように、移住先が決まったら”あとは引っ越しするだけ”で地方移住が実現するわけではありません。
あなたやあなたの家族とともに、移住先で新しい暮らしを再構築していくために必要なことは何か、準備しておくべきことは何か、これらをしっかり準備しておきましょう。
特にパートナーやご家族がいる場合、あなた自身がしっかりとした計画を立てなければ、あなた以外の家族にも迷惑がかかったり、取り返しのつかない失敗や経済的な損失が発生する可能性があります。
これは移住に巻き込まれる妻を代表して言うが、”移住したい”と言い出した方は、ちゃんと計画しておけよな。
な。
本ブログで発信をしていることを参考にしていただきながら、一緒に入念な計画を立てていきましょうね…!
地方移住の準備を進め、移住の計画を立てていくとやるべき事務手続が見えてきます。
地方移住では、あなたの状況(児童手当受給の有無、転職や退職に伴う健康保険の切り替え有無、車の所有の有無等)によって、やるべき手続や手続を行うべき時期が異なります。
- (例1)お子さんがいる場合は、児童手当の支給される自治体が変わるので手続きが必要になる。
- (例2)現在、自家用車を所有している場合は、引っ越し(運輸局の管轄をまたぐ場合は特に確認)に伴い、車の手続(車検証の変更等)も必要になる。
ちなみにわたしは、脱サラ移住×子連れ移住×車連れ移住という3重奏でしたので、かなり煩雑な事務手続きになってしまいました。
わたしと同じような状況の方は特に、計画段階から行政上の事務手続きや暮らしの中で使用しているサービスなどをしっかりと洗い出し、1つ1つ把握しておくことが望ましいです。
移住の計画を立てて、やるべきことを把握しながら準備をしていると、あっという間に引っ越しの時期がやってきます。
引っ越しは就職や結婚などのタイミングで何度か経験されたことがある方もあるでしょう。
基本的には通常の引っ越しと変わらないと思いますが、地方移住に伴う引っ越しの場合は、次のような条件に当てはまるケースも相対的に多いと思います。
- (例1)中古物件を買ってリノベーションして住むので、これから大きなお金が必要になる。
- (例2)車を一人1台購入するので、大きなお金が必要になる。
- (例3)転職も伴う地方移住だったので、今後の収入が少し下がる
こういった方の場合、いずれも「引っ越し代」を徹底的に安く済ます工夫をすることをオススメします。
引っ越し代を極力抑える努力をすることによって、浮いたお金で新生活の家のリノベーションに充てたり家具家電をそろえることができます。
田舎は自家用車が一人1台ないと苦労することが多いので、車購入の頭金にするでもよいでしょう。
収入が落ちる方については、移住する前から節約志向を徹底していかなくては、移住後の暮らしで苦労することになります。
このように、地方移住を伴う引っ越しでは、引っ越し以外に大きな出費が重なるケースが多くなるので、引っ越し代は徹底的に安く抑える工夫をすることが、幸先のいい移住ライフを送れるようになります。
引っ越しについては、下記の記事で節約術を解説していますので、合わせてご覧ください。
- 移住の流れを把握することで、先人たちの歩みや失敗を学べる
- 地方移住は短期的には「引っ越し」だけだが、長期的には「移住後の暮らし」が続いていく
⇒地方移住で大切なのは、単に引っ越し準備ではなく、移住した後の暮らしが豊かになる準備 - 地方移住の流れの7つのステップは、移住後の暮らしを豊かにするために必要な作業
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
地方移住の流れ…なんとなくわかって来たぞ…
でももう少し具体的に知りたいな。
本記事をさらに深堀した内容を書籍化しています!
この書籍で、今回ご紹介している7つのステップを具体化(3.5万文字超え)して解説しています。
下記の記事に、読者の感想やカテゴリランキング1位の状況についても掲載していますので、合わせてご覧ください。