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【事例付】地域おこし協力隊になるための5つの情報源。得られる情報の違いと情報収集の仕方。

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地域おこし協力隊のなりたいけどどうやって情報を集めていけばいいんだろう?
ネットの情報だけだと心配…

地域おこし協力隊になりたいと思っているあなたへ。

情報収集はうまくいっていますか?

本記事では、東京から淡路島に移住をして地域おこし協力隊として活動をしている現役隊員の私が地域おこし協力隊になるために使った5つの情報源について紹介し、得られる情報の違いと情報収集の仕方について解説していきます。

こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。

こばだんな
こばだんな

この記事はこんな人におすすめ!
・地域おこし協力隊の情報収集の仕方について知りたい
・情報源を増やしたい!

【要約】時間のない人向けの本記事まとめ
  1. 地域おこし協力隊になるための情報源は5つある
  2. JOINのWebサイト
    →地域おこし協力隊の情報が網羅的に
    まとまっている
  3. 地方自治体の地域おこし協力隊ページ
    →地域おこし協力隊の先輩のこれまでの活動などが確認できる
  4. 地域おこし協力隊経験者のブログ
    →経験談は”失敗談”や”こうしておけばよかった”などの有益な情報が得られる
  5. 地域おこし協力隊のSNS
    →SNSを見つけることができるとリアルが見えてくる
  6. 地域おこし協力隊員に直接聞く
    →最も有力で確かな情報が得られる
声のブログ!聞き流しができます!

本記事はstand.fm(ラジオ)で音声配信しています。
バックグラウンド再生も可能でなので、聞き流しをしたいという方はこちらもご利用ください。

地域おこし協力隊になるための情報収集の仕方

田舎
  • JOIN(移住・交流推進機構)のサイト
  • 地方自治体のホームページ
  • ブログ
  • SNS
  • 先輩隊員の話

地域おこし協力隊は、令和2年度時点で5500名ほど活動しています。

日本の人口が1.2億人ほどなので、うち5500名というのは全体のうちの1%にも満たないほどの人数しかいません。

世の中的に、現役でやられている方の人数が圧倒的に少ないです。

人数が少ないので、現状の情報や経験談として残る情報が少ないのが現状です。

こばだんな
こばだんな

地域おこし協力隊をやっていても私みたいに情報発信をしている人ばかりではないので、インターネットの世界ではさらに情報が少なくなってしまいます。

そんな現状を踏まえて、これから地域おこし協力隊を志す方がどのような情報源を当たればいいのか、実際に私が地域おこし協力隊になるまでに利用した経験談も交えてご紹介したいと思います。

JOIN(移住・交流推進機構)のサイト

地域おこし協力隊の制度そのものについての解説や先輩協力隊のインタビュー記事、募集情報など「地域おこし協力隊」のコンテンツが網羅的にまとまっている、まさにポータルサイトがこのJOINのサイトです。

私はこんな情報をここで知った!

・地域おこし協力隊の募集情報が全国的に集約されていて、常時100~200件程度は募集が出ています。
地域おこし協力隊の具体的な応募情報を探したい!方はこちらから調べるのがオススメ!

こばだんな
こばだんな

僕も最初はこのJOINのサイトの応募情報をよく見ました。
気になるエリアに絞ったり、やりたい分野の仕事に絞って募集を調べることができますよ!


JOINの中にある地域おこし協力隊の応募情報を検索するページでは、上記のように活動のカテゴリーごとに検索を絞ることができます。

検索結果はこんな画面になっており、各自治体の地域おこし協力隊の情報がキャッチフレーズと共に一覧で表示されます。

詳細を見ていくときにはリンクを押すと具体的な募集要項を見ることができます。

地域おこし協力隊の各募集要項の詳細ページのイメージはこちらです。

雇用関係の有無や業務概要、募集人数など地域おこし協力隊を志す方が知っておくべき情報が網羅的に掲載されています。

こばだんな
こばだんな

地域おこし協力隊の募集情報を探すなら、まずはここから調べてみるといいよ!

地方自治体のホームページ

MUNICIPALITIES

JOINで気になる地域おこし協力隊の募集情報を見つけたら、その自治他のホームページもぜひ見てみてください。



地域おこし協力隊の情報は、各地方自治体のホームページでも同様に掲載しています。

また、JOINの地域おこし協力隊の募集情報には掲載していない細かい情報や、歴代の地域おこし協力隊やその活動内容が掲載されていたりします。

こういった情報から、その自治体の過去の地域おこし協力隊の活動内容について知ることができます。

具体的に見ていきましょう。

新潟県は「五泉市」の地域おこし協力隊の募集内容を例に解説します。

JOINで気になる募集情報を見つけたら、記事の中にその自治体のホームページへのリンクがありますので、そこから飛んでいきます。

五泉市の地域おこし協力隊のページにたどりつきました。

自治体のホームページで得られる情報

上記の画像からも見て取れますが、自治体のホームページでは、募集要項のほかに協力隊隊員の紹介やその方の活動記録がまとまっています。

募集情報のページでは、募集要項のPDFファイルや申込用紙のフォーマットなどが配布されていますので、応募時にはこちらを利用しましょう。

また、自治体で活動されてる隊員の方の活動記録を見ることもできます。



その地域で具体的にどんな活動をされているか写真やテキストから感じ取ることができますね。


過去の活動記録もバックナンバーとして追うこともできそうです。

こばだんな
こばだんな

地域おこし協力隊がどういうことをやっているのかは、どの自治体でもけっこう発信されていたりします。
私の自治体でも活動記録は発信しています!

地域おこし協力隊のブログ

BLOG

さて、JOINのWebサイトと自治体のホームページなどのオフィシャルな経路の情報源以外の話もしましょう。


ここからは、ローカルな情報を追う際の情報源になります。



地域おこし協力隊の運用は基本的には各自治体によって”千差万別”ですが、地域おこし協力隊としての仕事や日々の暮らし、協力隊として困ったことなど、活動全般に共通すること実際の経験者の話が参考になったりします。

なので、地域おこし協力隊の経験者が発信している情報を探していくことをオススメします。

SNSでは情報が流れたりしますが、ブログとして発信している場合はまとまっている内容が多いのでまずはこちらから探してみるとよいかなと思います。

こばだんな
こばだんな

「地域おこし協力隊」「ブログ」とかで検索してみよう

地域おこし協力隊になりたい人
地域おこし協力隊になりたい人

あれ?けっこう自治体が運営している地域おこし協力隊ブログがでてきますね…


自治体でも活動報告の一環として「地域おこし協力隊のブログ」を運営していることがあります。(実は私の自治体もほそぼそ地域おこし協力隊ブログをやっているのですが、更新頻度が悪く運用としてはイマイチですね…)

検索エンジンではそちらの情報が先にでてきちゃいます。


自治体によっては、よく更新されているところもあり参考になる情報も多いですが、自治体が運営している手前、協力隊個人としての意見を堂々と語れる場所ではない空気感もあります。


検索の仕方を変えましょう。

こばだんな
こばだんな

「地域おこし協力隊」「経験談」で検索してみてはいかがでしょうか

経験談で検索すると、地域おこし協力隊を実際に経験された方のブログが表示されやすくなります。


経験談を個人で語っているだけあって、「失敗談」や「地域おこし協力隊の闇」などのパワーワードもでてきます


もちろん前提として地域おこし協力隊の良し悪しは「自治体の運用やミッションによる」ことを忘れないでいただきたいですが、1つの参考情報としてはこういった元協力隊員・現役協力隊員の方の経験談がとても参考になります。

検索時のPOINT

Google検索時に「ツール」から情報の更新期間が「1年以内」のものに絞ることで、ある程度鮮度の高い情報にたどり着くことができます

こちらもぜひ活用してみてくださいね!

期間を指定した場合としていない場合の違いを見てましょう。

期間指定をしないで「地域おこし協力隊 経験談」を検索した場合


Google検索結果は約1,190,000件とでていますね!(めちゃくちゃ多い)

では、期間指定をしてみます。

「ツール」から期間を「1年以内」に指定して「地域おこし協力隊 経験談」を検索した場合


Google検索結果は約3,830件とでていますね!(だいぶ減りました)

検索結果の更新日付を見ても1年以内の更新であることが分かります。

検索の仕方を工夫しよう

・Google検索の仕方を工夫して、情報鮮度がいいものかどうか確認して情報を収集していこう!
・情報が古いものでも本質を捕えているものあるので、鮮度だけにとらわれないことも大事!

SNS

SNS

ブログに続いてローカル情報の集め方です。

こんな段階の人に有効

地域おこし協力隊として着任したいエリアがおおむね定まってきた方
市町村レベルで気になる地域おこし協力隊のエリアが決まり応募をしようか考えている方

地域おこし協力隊の人がどういった活動をされているかを知りたいと思ったら、今の時代はSNSをフル活用しましょう!

地域おこし協力隊の方で、SNSを活用して情報を発信されている方は多いのでけっこうすぐに見つかるかと思います。

SNSもブログ同様に2種類の形態で地域おこし協力隊のSNSで情報発信をされているケースがあります。

  • 地域おこし協力隊全体として発信しているSNS
  • 地域おこし協力隊員個人のSNS

前者は言うまでもなく自治体の地域おこし協力隊メンバー全員で運用していることが多く、情報の密度としては薄くなり、更新頻度もあまり高くないと思います。(私の自治体もそんな感じ)

なので、地域おこし協力隊として個人でSNS発信している人を探した方が、よりローカルな情報や働き方・暮らしぶりを垣間見ることができます。

STEP1 まずは人を特定しよう

いきなり怖いこと言いますが(笑)、SNSアカウント見つける時には、地域おこし協力隊の人を特定しましょう。

自分が気になる地域で活動をしている地域おこし協力隊の人を特定するには、自治体のホームページから見ていくとよいです。

例えば新潟県新発田市の場合で見ていきましょう。

新潟県新発田市の地域おこし協力隊の紹介ページ

新潟県新発田市の地域おこし協力隊のページには、地域おこし協力隊の紹介ページがあります。

当記事を執筆時点で新発田市の地域おこし協力隊として活動をしている上田さん。
現在は集落での生活の困りごとの支援などの活動をされていますね。

こばだんな
こばだんな

上田さんとは大学の同期で、私が地域おこし協力隊について興味をもったきっかけの人でもあります。

上田さん
上田さん

どうもこんにちは!
カレー伝導師の上田です。
カレー大学を卒業後スパイスカレーを極めながら
三味線を弾いたりイベントを企画したりしています。

ちなみに私の場合も淡路島の洲本市の地域おこし協力隊のページに記載があります。

上田さん
上田さん

大学の時よりちょっと痩せたな。
前はゴリゴリしてたのに。

こばだんな
こばだんな

大学の時は部活同並みにバスケしてたからね(笑)

地域おこし協力隊員の見つけ方

気になる自治体のホームページの中の「地域おこし協力隊ページ」を探して隊員紹介ページを探そう!



STEP2 アカウントを見つけてみよう!

さて、協力隊員が分かったらSNSのアカウントを探してみましょう。

まずはTwitterやInstagramから探してみます。

Twitterの検索キーワード

Twitterで検索する際は次のようなキーワードを入れてみるとよいでしょう。
・○○市(検索したい自治体名)
・地域おこし協力隊

「新発田市 地域おこし協力隊」と検索すると#(ハッシュタグ)で「#新発田市」「#地域おこし協力隊」のタグ付けがされた投稿が見つかりました。

どんな方なのかプロフィールを覗いてみましょう。

上田さん
上田さん

どうもこんにちは!
カレー伝導師の上田です。
カレー大学を卒業後スパイスカレーを極めながら
三味線を弾いたりイベントを企画したりしています。
(2回目)

こばだんな
こばだんな

「新発田市の集落で地域おこし協力隊として活動している人っぽいな」ということが分かります。



Twitterの投稿内容・写真やプロフィールの文面と自治体のホームページの情報を照らし合わせると、地域おこし協力隊として活動している上田さんであることが分かりますね。

上田さん
上田さん

淡路島の玉ねぎを使ってカレーなどもつくったことがあります。
淡路島の玉ねぎはとっても甘くておいしかったですよ

こばだんな
こばだんな

私も特別にカレーを送ってもらい食べさせていただきました。
カレー伝導師の作るスパイスカレー、とっても美味しかったです
今回はご紹介させていただきましてありがとうございました。

ちょっぴり宣伝!

私の友人のカレー伝道師こと上田さんがつくるスパイスカレーはとってもおいしいです。
新潟県新発田市を中心に活動をされており、地域おこし協力隊の活動の合間を縫って時々イベント出店もされています。
興味のある方はぜひ各種SNSのアカウントを覗いてみてください!

Twiiterでカレー伝導士のつぶやきをのぞいてみる

Instagramでカレー伝導士のカレーを見てみる

こんな感じで自分が気になる地域で活動している地域おこし協力隊を探すことができます。

先輩協力隊員の話

COMMUNICATION

最後に最もディープにローカル情報を得られる手段として「先輩協力隊員の話」についてご紹介します。

こんな段階の人に有効

市町村レベルで気になる地域おこし協力隊のエリアが決まり応募をしようか考えている方
応募をしたいと思っているがより詳しい情報を知りたい方

興味のある地域の地域おこし協力隊の話を聞きたい場合は、やっぱり今やっている隊員の話を聞くのがもっとも有力で確実な方法になります。

こばだんな
こばだんな

ぶっちゃけここまでやるとほとんどの悩みや不安は解消されますw

先輩協力隊員にたどり着く方法を2つ紹介しますね。

  • 自治体の地域おこし協力隊のSNSや問い合わせフォームから相談依頼
  • 個人のSNSでつながりDMで相談依頼



自治体の地域おこし協力隊のSNSや問い合わせフォームから相談依頼

SNSの話を先ほどしたときに「地域おこし協力隊全体のSNS」をやられている自治体が多いという話をしていました。

このパターンはFacebookページを運用されているケースが多いです。

なので、FacebookページにDMで「地域おこし協力隊に興味があること」を相談してみてもいいかもしれませんね。

例えばこんなDMで相談依頼

ご担当者様へ

お世話になります。
○○(名前)と申します。

現在○○(自治体名)の地域おこし協力隊に興味があり、各種調査をしております。
その中でこちらのFacebookページにたどり着きました。

○○(自治体名)の地域おこし協力隊の活動についてより詳しくお話をお伺いしたいのですが、現役隊員の方におつなぎいただくことは可能でしょうか。

こばだんな
こばだんな

私たちの自治体もこのFacebookページを運用していて、DMがきたら一通り確認していますので、相談内容は確実に届きます。

DMがきた時は、自治体にもよりますが担当者がまずはハンドリングをして協力隊員につないだり、直近の移住相談イベントのご案内をしたりすることになろうかと思います。

注意点

当たり前ですが、必ず返答がもらえるわけではないのでそこはがっかりしないようにしましょう!



個人のSNSでつながりDMで相談依頼

さきほどのSNSの発展形です。

SNSの投稿内容で、どんな活動をしているか垣間見ることができたりしますが、より詳しく話を聞きたいということであればDMを送ってみるのも良いかもしれません。

丁寧にお願いをして、話を聞くことができると地域おこし協力隊になるための不安要素などが一気に解決に向かうこともあります。

こばだんな
こばだんな

こいつずっと草刈りしてるな~と思ったら私かもしれないです(笑)

注意点

当たり前ですが、必ず返答がもらえるわけではないのでそこはがっかりしないようにしましょう!

SNSのその先にいるのは生身の人間です。
失礼のないよう社会人としてのマナーを踏まえてメッセージを送ってみてくださいね!

【まとめ】しっかり調べるために5つの情報源を使いこなそう

地域おこし協力隊制度は使い方によっては地方自治体や地域の課題解決に寄与しますし、地域おこし協力隊本人も移住や新しい挑戦を経てより良い暮らしに向かうことができる有用な手段だと思っています。

でも、「こんなはずじゃなかった」「地域おこし協力隊っていいことばかりじゃないじゃん」なんて話もちらほら聞きます。

もちろん地域おこし協力隊も決していいことばかりじゃないのが真実です。

地域おこし協力隊を受け入れる自治体が最も重要視しているのが「地域と人材のミスマッチを起こさないこと」ここに最も注力しています。

これは、自治体側はもとより地域おこし協力隊員を志す本人側もしっかり調べていくことで実現できることです。

なので、これから地域おこし協力隊を志す方はぜひとも今回紹介した5つの情報源と情報収集の仕方を活用して、自分にあった地域おこし協力隊の受入れ先やミッションを見つけてみてくださいね。

本記事まとめ
  1. 地域おこし協力隊になるための情報源は5つある
  2. JOINのWebサイト
    →地域おこし協力隊の情報が網羅的に集まっている
  3. 地方自治体の地域おこし協力隊ページ
    →地域おこし協力隊の先輩のこれまでの活動などが確認できる
  4. 地域おこし協力隊経験者のブログ
    →経験談は失敗談やこうしておけばよかったなどの有益な情報が得られる
  5. 地域おこし協力隊のSNS
    →SNSを見つけることができるとリアルが見えてくる
  6. 地域おこし協力隊員に直接聞く
    →最も有力で確かな情報が得られる

いかがだったでしょうか!

実際に私が地域おこし協力隊になるまでに使った情報源と、地域おこし協力隊になってみて使えると思った情報源など、事例ベースで解説しました。

こばだんな
こばだんな

本内容が地域おこし協力隊をこれから志す方の参考になればいいなと思います!
下記の記事では、面接時に聞かれた質問と回答を掲載しています。


質問からも地域おこし協力隊の内側が見えてきますので、ぜひご覧ください!

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