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・田舎でもできる仕事が知りたい
・よく聞くWEBライターってどんな仕事内容?
・WEBライターの仕事はどういう流れなの?
こんなお悩みに答えます!
- WEBライターの仕事の概要
- WEBライターとして受注した仕事内容と具体的な流れ(3つの事例で解説)
- 田舎だからこそできる地域ライターのお仕事
こんにちは!当ブログを運営している「こばやし @koba_iju 」です。
東京の会社を辞めて、現在は淡路島で古民家を直したり、ライターをしています。
移住してから、田舎で小さな仕事を複数掛け合わせて生計を立てるライフスタイルに変わりました。
そんなわたしの仕事の1つがWEBライターです。
わたしも、移住後に未経験からWEBライターを始めました。
約4か月ほどかかりましたが、ライティングのお仕事で月5万円の売り上げを立てるところまで到達しました!
今回は、移住後の仕事や収入の不安があってお悩みの方向けに、WEBライターという仕事の内容を解説していきます。
- WEBライターはWEBメディアの文章を書く仕事!活躍の場は広い!
- SEO記事執筆は読者ニーズを把握して、検索上位を狙う文章を書く仕事
- ホワイトペーパー執筆は、PDF形式のビジュアル資料の基になる文章を組み立てる仕事
- インタビュー記事執筆は、対談形式の動画や音声をWEB記事に仕立てる仕事
- 田舎なら仕事が獲得しやすい地域ライターという仕事も狙い目
「WEBライター」という仕事をご存知でしょうか?
聞いたことはあっても、どんな仕事内容なのか想像がつかない方もいるかもしれませんね。
そんな方はこの先を読み進めてもらえれば、具体的な流れや仕事内容が分かります。
WEBライターとは、WEB上に掲載されている文章を書くお仕事です。
- WEBメディアで商品を紹介する記事やコラムの執筆
- ECサイトの商品説明のライティング
- セミナーやインタビューの内容をWEBメディア向けにテキスト化するライティング
このように、WEBライターと一口に言っても、実はたくさんの活躍場所があります。
わたしたちが普段読んでいるWEBメディアの記事の裏側には、たくさんのWEBライターさんがお仕事をしていると思って間違いないでしょう。
WEBライターは在宅で仕事ができ、田舎でも稼げる仕事の1つです。
WEBライターの仕事内容パートで仕事の流れを解説していますが、WEBライターは基本的に仕事の獲得から納品までが全てオンラインで完結します。
だから、山にいようと島にいようと、どこでも仕事ができるわけですね。
実際にわたしも都内から淡路島に移住してきて、未経験からWEBライターを始めました。その後は4か月くらいで月5万円くらいの売り上げを立てることができています。
ちゃんと報酬が得られる仕事として成り立っているわけですね。
では、具体的にWEBライターの仕事内容を見ていきましょう。
WEBライターの仕事内容は、仕事の種類によって異なります。
ここでは、私が未経験からWEBライターに挑戦して、実際に受注した仕事の内容を3つご紹介します。
- SEO記事の執筆
- ホワイトペーパーの執筆
- インタビュー記事の執筆
1つずつ解説していきます。
WEBライターの仕事の種類はたくさんありますが、中でもお仕事の数が多いのがSEO記事の執筆です。
どのWEBメディアも、サイトに訪れてもらうために「Googleの検索結果で上位を表示させる」集客記事を作成します。
WEBメディアの目的によって集客記事からの流れは変わりますが(アフィリエイトならマネタイズ記事・自社商品なら申込ページなど)、まずはサイトに訪問してくれる人を増やす必要があるわけですね。
そこで必要になるのがSEO記事です。
SEO記事を受注した後のWEBライターのお仕事内容は、こんな内容と流れになっています。
SEOで上位を狙うキーワードをクライアントから渡されます。
例「田舎暮らし メリット」
例「地方移住 オススメ」 など
Googleでキーワード検索してみて、現在の上位記事の内容を把握します。
見出しの内容や順番・記載内容などから、今回のキーワードで調べる読者のニーズを把握します。
例 「沖縄 気温」
このキーワードで調べる人は、単に沖縄の気温が知りたいわけではありません。
沖縄に訪れた時に、気温に応じた服装が知りたい場合が多いです。そのため、検索上位には天気の他に服装について書かれた記事が上位に食い込んでいる…
こんな風にキーワードの読者ニーズを検索結果から読み解いていきます。
読者が求めている内容が把握できたら、その内容をどういう順番で伝えるかを考えます。
残念ながらわたしたちは、記事を読む時、内容をみっちり読んでいないんですよね(悲しいかな)
冒頭を読んで、欲しい情報がなさそうなら離脱します。
だから、読者ニーズに応えて内容を伝える順番をキチンと考える必要があります。
また、見出しの粒度感や情報の切り分け方などを分かりやすくして、読みやすい記事を作るための構成を作ります。
これが記事構成の仕事です。
構成づくりと記事執筆が分業制の場合、執筆の時の文字単価は低めでしたね
1人で記事構成~執筆まで巻き取れる方が文字単価は高い仕事でした。
構成にそって、読者ニーズを満たす記事を書いていきます。
主にPREP法(結論⇒理由⇒具体例⇒結論)を用いた、基本的な文章の書き方を意識して執筆しています。
メディアによって執筆ルール(レギュレーションと呼ぶことが多い)が定めらているので、よく確認して執筆し、推敲をしていきます。
【書評】「20歳の自分に受けさせたい文章講義」感想:文章を書きだす前に読みたい1冊でした文章の書き方はこちらの本で基礎基本を学びました!
原稿が完成したら、クライアントへ納品します。
納品形式には、大きく分けて2つ経験しました。
- GoogleドキュメントやWordのようなドキュメント形式
- WordPressや企業の扱うCMS(コンテンツマネジメントシステム)へ入稿する
GoogleドキュメントやWordの変更履歴や校閲・コメント機能を使って、フィードバックを受ける形になります。
無事指摘がなくなれば、納品完了になります。
WEBサイトへの入稿(WordPressやCMS)まで行う場合もあるので、操作方法の理解もしておくと良いですね。
WordPressまで仕事を巻き取ると、文字単価もあがります!
このような流れでSEO記事を執筆する作業が進んでいきます。
SEO記事の作成は、クラウドソーシングサイトでも案件が多く出ている仕事なので、この仕事から挑戦することになる人も多いでしょう。
続いてホワイトペーパーの執筆です。
ホワイトペーパーとは、PDF形式(10~15枚程度)のまとまった資料で、メディアのターゲットに対して役立つ情報を提供する形式の1つです。
ferretさんのメディアで詳しく解説されていますが、ホワイトペーパーは企業が認知を上げ、訴求するツールとして活用されているわけですね。
ホワイトペーパーとは、自社製品やサービスに関連する「お役立ち情報やノウハウを集めた資料」のことです。読者の課題解決につながる参考資料をホワイトペーパー内に盛り込んだり、自社サービスによって貢献できる点をコンテンツ内で伝えたりすることで、認知を上げ訴求するツールとなります。
ホワイトペーパーの作り方とは?作成の流れや成果を上げるコツを紹介|ferret
ホワイトペーパーにも文章(加えてデザイン・図解)を書いたり構成を作ったりする工程がありますので、ライターが活躍できる場所があります。
では、わたしが受注したホワイトペーパーの執筆のお仕事の内容について解説していきますね。
クライアントからは、まずホワイトペーパーの目的を伝えられます。
例えば
「自社が販売しているA製品と競合製品の違いをまとめた資料が欲しい」
⇒販売員が営業時によく競合製品の違いについて聞かれるので、その時に使いたい
これは一例ですが、ホワイトペーパーの目的と記載する内容を伝えられます。
目的と内容がすり合わせできたら、構成を作ります。
ホワイトペーパーの場合、スライド形式(横)やebook形式(縦)があります。
目的に応じて構成もいくつかのパターンがありますね。
例えば、「○○ツールの選び方のポイント」のようなホワイトペーパーであれば、こんな構成になったりします。
- 表紙(タイトルの提示)
- リード文(課題の提示・ホワイトペーパーを読んで解決できることの提示)
- 目次
- ホワイトペーパーで述べる結論・ポイント一覧
- ポイントの解説①
- ポイントの解説② (ポイントの数に応じてページが増える)
- まとめ(結論・ポイントのまとめ)
- CTA・会社概要(問い合わせ先などの掲載)
SEO記事と同様に、読者ニーズに応える内容で構成を考えていきます。
ホワイトペーパーの最終成果物は、図解や表などが加わることが多いです。
そのため、SEO記事とは違って文章(ネタ文)を記載していく時には、図表化しやすいように文章を組み立てておく必要があります。
もちろん、全部が図表になるわけではないですが、原稿執筆時に最終成果物をイメージして文章を書くと、評価されやすくなります。
わたしたちライターは文章を考えるところまでですが、その文章を元にデザイナーさんがデザインを仕上げてホワイトペーパーになるので、最終的にはデザインも意識して執筆できると良いでしょう。
SEO記事同様、GoogleドキュメントやWord形式で納品します。
修正対応もありますが、その時には実際のスライド形式(PowerPoint形式)で文章の微修正を求められる場合もあります。
そのため、PowerPointの操作や文章の修正に合わせて図解の修正もできるようになると、クライアントから重宝されるでしょう。
ホワイトペーパーはSEO記事より、求められるスキルが高くなりますが、その分報酬も高くなります。
単価が低めなSEO 記事の執筆で消耗していたわたしは、今はホワイトペーパーを中心に受注を進めています。
インタビュー記事は、対談などの動画や音声をWEB記事に仕上げるお仕事です。
動画や音声では、最後まで時間をかけて視聴しなければ内容が把握できませんが、WEB記事であれば流し読みをして理解したりすることができます。
また、テキストで読みたいユーザー層に対して記事として届けることができるので、インタビュー記事の需要があるわけですね。
わたしが受注した仕事は、クライアントが調整したインタビュイー(受け手)に対し、わたしがインタビュアー(聞き手)としてインタビューを行い、対談内容を記事化するお仕事でした。
その時のインタビュー記事のをお仕事内容と流れは、こんな感じです。
インタビュイーと、企画について内容の説明をもらいます。
記事の書き方(対話形式や3人称形式など)や、文字数、報酬などを提示いただきます。
インタビュー対象が分かったら、その人の情報収集をします。
インタビューの趣旨によりますが、その人の経歴やお仕事、SNSなどを調査します。
会社を経営されていたり、サービスを開発している人などであれば、事業内容についてもよく調べておく必要があるでしょう。
調整していた実施日が来たら、インタビューを行います。
実際に対面してインタビューする場合もあれば、Zoom 形式でインタビューする場合もありますね。
インタビューの内容は録画・録音をするので、事前にお話ししておきましょう。
最近はZOOM形式が多いかな!
1時間くらいで、用意していた質問を交わしたり、話の中ででてきた内容を深堀りしたりして、記事化する材料を引き出します。
正直このスキルはライターというよりもインタビュアーのスキルになりますので、さらに難易度は上がるでしょう。
録画・録音したインタビュー内容を元に、文字おこし・ケバ取り(あーとか、うーとかを取る)をして、文章を整えていきます。
記事によっては、対談形式や3人称形式など、書き方が変わります。
具体例は下記の記事が参考になりますので、ぜひ覗いてみて下さい。
地域おこし協力隊のその後は?仕事や住まい、地域の人間関係はどう変わるのか【元地域おこし協力隊へインタビュー】
クライアントへ納品します。
こちらもGoogleドキュメントやWord形式で納品します。
内容については、SEO記事と違ってコピペ率(他の記事と類似している割合)などを意識することはないので、そこまで修正されることはありません。
ただし、インタビュー記事はクライアントの文章チェックに加えて、インタビュイーの内容のチェックがあります。
インタビューの内容を正しく汲み取り、文章表現するのにコツが必要です!
インタビューライティングの仕事は、勉強する方法が正直難しいです(実践あるのみというか…)
- 書籍でポイントを掴む
- 知人にインタビューを申し込んで練習する
- 音源から記事をつくる案件に飛び込む
- インタビューありの案件に飛び込む
こんな感じで1つ1つステップアップしていくといいかもしれないですね!
わたし自身、1,2、4と言う感じで進んできました。
まず、書籍から勉強したいという方にはこちらがオススメ!
ライターとはクリエイター。
— コバヤシ|島の移住者ライター (@koba_iju) August 25, 2022
で、始まる古賀さんの本(古賀さんの本って読みやすくて好き)。
インタビュアーを控えてるので『取材』の章しっかり読み込み。
・受動的に聞くな
・能動的に聴く=人を読む
・敬意を持って訊く=原稿の素材集めに「使える」「使えない」を評価するな
学びが多いです✍️ pic.twitter.com/SdvprMjX7M
ベストセラー書籍の「嫌われる勇気」や「20歳の自分に受けさせたい文章講義」など、名著が多い古賀史健さんの書籍です。
最後に、田舎でライターをやるなら狙い目のお仕事として「地域ライター」の存在を紹介したいと思います。
地域ライターとは、地域情報サイトや地域に特化したメディアのライターのお仕事です。
例えば、地域特化メディアであれば、こんな記事を書くライターを募集しています。
- 地域にできた新しい飲食店を取材してレポートする記事(行ってみた系の記事)
- 地域にある観光スポットを解説する記事
- 地域で開催されるイベントを紹介する記事
- 地域にある美容院やエステサロンを解説する記事
- 地域にある歯科医院や予備校などを紹介する記事
わたしが住んでいる淡路島は、観光地がどんどん開発されたり、飲食店がオープンしたりしているんですよね。
地域情報の更新が激しいこともあり、実はあるメディアさんから地域ライターとしてのオファーを受け、お仕事をもらったりしています。
実際にメディアのクライアントさんと打合せした時に、こんな話を聞きました。
淡路島の地域情報を追うにも、そう何度もわたしたちスタッフが現地に行って情報収集したり、写真を撮ったりできるものでもないんですよね。
だから、やっぱり現地のライターさんの力が必要なんです。
この時「なるほどな~、だから地域ライターって一定の需要あるんだなぁ」と思ったんですよね。
現地のことを記事にするにしても、現地のライターさんの方が情報収集のコストも少なく、情報も早い。
だからこそ、地域情報のメディアを運営されているクライアントさんは、地域ライターを頼りにしているわけですね。
実際にライターに挑戦してみて、地域ライターは仕事が獲りやすいんじゃないかと感じてきました。
WEBライターの市場について補足しますね。
WEBライターの仕事はどこでもできるのがメリットではあるんですが、逆に言うと「ライター案件の獲得を争うライバルが全国にいる」という状態になります。
そうなると、希望の案件を獲得するのが相対的に難しくなりますよね
ライター案件に応募しても、なかなか提案が通らない…
こういうことはよくあります。
Twitterを見たり、先輩ライターの経験談を聞いてみたりしても「20件応募して全滅だった」という話が普通にありました。
20件提案文出して落ちたら、本当にメンタルやられちゃうよね…
で、ここで地域ライターはどうか?考えてみましょう。
まず、インターネットを通じて全国、いや世界にいるライターとは戦わなくいいわけですよね。
自分のよく知っている・住んでいる地域情報のメディアですから、その地域に住んでいるライターさんの方が有利です。
地方で活躍するライターさんもそれなりにいると思いますが、地域が限定されている案件に応募してくるライターさんは、やはり絞られるはずですよね。
地域ライターは検索して普通にでてきたりするので、自分の地域でライターを募集していないか探してみると良いでしょう。
Google検索する時にintitle:コマンドを使うと、タイトルに検索キーワードが含まれたものだけでてくるので、効率よく検索できるよ
また、あなたが地方でライターをしているなら、SNSを活用すると仕事が獲れる確率がUPするかもしれません。
わたしが受注した地域ライター案件の話を例にすると、クライアントさんからこんな話を聞けました。
なぜわたし宛にライターのお仕事のお問い合わせをいただいたのでしょうか?
※ブログの問い合わせフォームからご依頼いただきました
淡路島でライターをしているとSNSで発信されているのを見つけて、今回お問い合わせさせていただきました。
これ、いろんなディレクターさんもやっているみたいなんですが、ライターを探す時にSNSで探してアプローチをするみたいです。
地域ライターを探すとなると
- その地域に住んでいて
- ライターをしていて
- SNSで発信している人
この3つの条件を満たす人が見つかるわけですが、ぶっちゃけこの条件を満たす人ってそんな多くはないんじゃないかと思います。
そのため、地方で暮らしながらライターをやっているなら、発見されやすいようにSNSやブログで情報発信しておくと良いでしょう。
わたしのように、ブログに設けた問合せフォームから営業せずともお仕事が舞い込んでくるような状態が作れる可能性が高まります!
ブログの開設方法はこちらにまとめています。
- WEBライターの仕事はWEBメディアの文章を書く仕事!活躍の場は広い!
- SEO記事執筆は読者ニーズを把握して、検索上位を狙う文章を書く仕事
- ホワイトペーパー執筆は、PDF形式のビジュアル資料の基になる文章を組み立てる仕事
- インタビュー記事執筆は、対談形式の動画や音声をWEB記事に仕立てる仕事
- 田舎なら仕事が獲得しやすい地域ライターという仕事も狙い目
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
WEBライターの仕事内容ってたくさんあるんだなぁ
移住後の仕事にWEBライターもありかもなぁ~
WEBライターのお仕事に興味持てました?
こちらの記事では、地方移住した人しかできないWEBライターの仕事獲得術を解説しているので、あわせて読んでみてくださいね!