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・地域おこし協力隊に応募しようと思っています
・1次審査の書類選考を通過するためにはどうすればいいですか?
・応募書類の作り方で気をつけた方がいいことはありますか?
こんなお悩みを解決します。
- 地域おこし協力隊の書類選考を通過するためのポイント
- 地域おこし協力隊の応募動機で絶対に書くべき内容
- 地域おこし協力隊の応募書類の具体的な書き方
こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。
東京から淡路島に家族で移住をして、現在は地域おこし協力隊として古民家のリノベーションをしたり、個人事業主としてライターや法人向け資料作成、メディア運営などをしています。
このブログでは、地方移住や地域おこし協力隊の内容を中心に発信しています。
ブログ以外でも、地方移住や地域おこし協力隊をテーマにメディア事業をしている法人メディアで執筆もしています。
今回は、現役地域おこし協力隊のわたしが実際に合格した応募書類をもとに1次選考の書類づくりのコツについて解説していきます。
この記事で記載したポイントを押さえることで、地域おこし協力隊の応募書類の品質を1段階引き上げ、選考者の目に留まる資料が作れるようになります。
1次選考の通過率をぐっと上げることができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 1次選考の書類は超重要!
→書類選考は「落とす」より「拾う」なので落とす理由がないかをチェック
→2次面接への印象作りは資料から始まっている - 応募書類「基本部分」のポイントは「自動車免許」「PCスキル」
→田舎は自動車がないと活動に支障がでる
→資料を作成する仕事は意外と多い - 応募書類「個別部分」のポイント
→応募動機は”点”ではなく”線”で書く+その地域でなければならない理由
→地域おこし協力隊としてやりたいことは”具体的”に書く
→任期終了後の意向は定住の意識が問われる
★記事の最後にみっちり音声解説をつけておきました!
より詳しく知りたい方は最後の音声解説もぜひご活用ください!
地域おこし協力隊の選考審査は書類審査からはじまります。
よくある書類審査で利用する応募用紙には、下記のような項目が用意されている場合が多いです。
- 基本的な個人情報
- 学歴・職歴
- 資格・免許等
- 趣味・特技
- 応募動機
- 協力隊としてやりたいこと
- 任期終了後の予定
各地方自治体のホームページから、応募用紙のひな形をダウンロードすることができます。
PDFや、Word、Excelなどの形式でダウンロードすることができるので、Officeソフトで作成するのが良いでしょう。
地域おこし協力隊の選考の基本的にな流れとしては
そのため
書類審査が通らなければ前には進めない
ってことになりますね!
近年は
国としても「都心部一極集中の流れを食い止めたい」
地方自治体としても「移住者に来てほしい、地域活性化を進めたい」
そんな流れも受けて地方移住をに対する支援策も拡充され、その支援策を利用しながら地方へ移住したりする人が行動に移しています。
その中で、総務省が地方自治体と推し進めているのが「地域おこし協力隊制度」であり、地方移住への手段としても注目されているのがこの制度です。
人気のエリアの地域おこし協力隊は競争が激しいです!
私のいる淡路島は移住の人気エリア瀬戸内海であり、1人の採用枠に10人以上募集が集まったと聞き、マジで滑り込みセーフでした!
あなたが移住をしたいエリアの地域おこし協力隊の競争率はどうでしょうか。
確認する術はなかなかないかもしれませんが、1人の採用枠に対してあなた以外の応募者がいた場合は必ず競争が発生し、書類での選考が行われるでしょう。
この章で私が伝えたいことはこれだけです。
選考で提出する応募書類
めちゃめちゃ重要です
その理由は2つあります。
- 二次選考への切符につながる
- 二次選考時の印象づけ
1つずつ解説していきます。
地域おこし協力隊の書類審査は、企業の新卒一括採用のような、大規模な人数が一気に応募してくるわけではありません。
そのため、
落とす選考というより拾う選考
あきらかな問題がなければ”二次面接へ”
という感覚
企業における一括採用では、有名大企業などの場合”書類審査”がなかなか通らないという話をよく耳にします。
これは人気企業故に大量の応募書類が届くため、物理的に選考すべきキャパを調整しなければならないからです。
全員2次面接に通して話をきいてあげた方が、本来は理想的ですよね。
でも、そんなに時間もお金もかけられないため、書類選考では“面接に通す価値がある”場合にのみ次の選考へ通していきます。
そのため「この人物には問題がない。けど2次面接へ上げるほどのインパクトもない」場合は落とされます。
一方、地域おこし協力隊の書類選考ではそこまで応募数が多いわけではないのが大半です。
書類審査では、あきらかなミスマッチ、条件にそぐわないような人物であるかを見抜き「この人物は問題がなさそう、なので二次面接でしっかり見定めよう」という感じで進んでいきます。
二次面接への切符をつなげるためには、あきらかな問題がないような書きっぷりや表現に注意することで、次の面接に進む確立をアップさせることができます。
そんなつもりなら応募すんなw
都心部から田舎に移住する人で、こんな書きっぷりをするような人はいないとは思いますが…
応募書類の中では、ピンポイントに自動車免許の有無を書くところもあったりします。
(私の場合は面接でペーパードライバーじゃないか聞かれた)
田舎は車が必須だからです。
車の免許を持っている方(ペーパードライバーの方は練習しましょう!)は問題ありません。
車の免許を取得していない方は、免許の取得をする予定や実際に教習中である旨を書いておけば、応募時点で持っていなくても大きな問題にはなりません。
運転免許をその時点で持ってなくても取得しようとしている姿勢が大事
書類選考で問題なく通過できた後は、二次選考があります。だいたい面接の場合が多いです。
「問題がなければ書類選考は通過できる」のですが、応募書類の存在は1次の書類選考だけのものではありませんよね。
2次面接でもこの応募書類が重要になってきます。
書類を出す時から面接は始まっています
人間の第一印象は見た目が55%、声の印象が38%、内容が7%です。
この比率は心理学で有名なメラビアンの法則です。
書類においては写真の使用がこの第1印象の形成に大きく影響しそうですね。
応募用紙には地方自治体のフォーマットではありますが、だいたい履歴書のように証明写真を張り付けるところがあります。
いやいや、証明写真で第1印象が決まるって言われても、写ってるのほぼ顔だけだし、それはもって生まれたものだし仕方なくない?
もちろん「証明写真で差をつける」わけではありません(笑)
そこは普通に撮ってください。
ポイントは応募用紙に任意の自己PR資料をつけ、そこでいくつか写真を掲載してパーソナリティの部分をアピールするとよいです。
いくつかの写真を使って人物像を伝えることで、2次の面接開始時点から人柄が伝わる”好印象な状態”ではじめることができるようになります。
書類選考で他の人と差をつけるための自己PR資料の作り方については、こちらの解説記事にて解説しています。
これらの理由から、地域おこし協力隊の1次選考時に提出する応募書類は“重要”なんですね。
応募書類
ここからは、地域おこし協力隊の応募書類の具体的な書き方について解説していきます。
応募書類で書くべき基本情報には、以下のような項目があります。
- 氏名
- 生年月日
- 顔写真(証明写真添付)
- 現住所
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
- 学歴・職歴
- 資格・免許等
- 趣味・特技
- 健康状態
- 配偶者の・不要親族の有無等
- ボランティア・自主活動の経験
基本情報として提出するものは、一般的な「履歴書」に相当する内容です。
就職活動や転職、バイトの面接などで一度は書いたことがあるのではないでしょうか?
基本情報の中でも、地域おこし協力隊としてポイントになるところを抜粋して解説します。
資格・免許欄は、一般的な履歴書でも項目としてありますよね。
自分が持っている資格や免許を記入します。
応募されているミッションに有用な資格や免許があれば有利に働きますが、それが合否に大きく影響するかというとあまり比重は大きくないので心配ありません。
一番のポイントは「普通自動車運転免許」を持っているかどうかです。
田舎は車がないと生活がままならないのが大半です。
そのため地域おこし協力隊の活動を行っていく上で、自動車が運転できないのはかなりマイナスポイントになります。
地域によっては、「普通自動車免許を有すること」を応募資格(応募条件)に加え、あらかじめ応募の段階で断りをいれていることもあります。
都心部の方でまだ運転免許を取得されていない方は、応募しつつ最寄りの自動車教習所にコツコツ通うか合宿免許受付センターなどで“合宿免許”という形で短期的(今は2週間程度でとれる)に取得してしまうこともアリだと思います。
合宿免許は短期かつ格安でとれるのでお得です
また、自動車免許と同様によく応募条件やスキルの欄で記載を求められるのが「PCスキル」ですね。
先ほどの鳥取県の場合も「応募資格」として「Word、Excel、インターネットなどのパソコン操作ができる」ことなどを条件にしていることもあります。
北海道の余市町の場合は、「パソコンスキル」という項目があり、そこでどのソフトが使えるかを書いてもらうようになっているようです。
地域おこし協力隊の活動は多岐にわたりますが、就農などの場合一見すると外仕事が多く、PCスキルが必要なのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
でも、地域おこし協力隊の活動では「報告書」や「プレゼンテーション」といった対外的に資料を提出する業務が結構多いのです。
例えば私の活動エリアの場合は、以下が必須です。
- 毎日提出する活動報告書(Word)
- 毎月提出する活動時間報告書(Excel)
- 年2回発表のある活動報告プレゼンテーション資料(PowerPoint)
これに加えて私の場合は業務で多用しているので
- 課題管理表(Excel・スプレッドシート)
- スケジュール管理表(Excel・スプレッドシート)
- 活動企画書(PowerPoint)
- 移住セミナー資料(PowerPoint)
など、めちゃめちゃ資料作成しているのでOfficeソフトは超使っています。
PCスキルは今は仕事に欠かせないスキルになっています。
そのため、ほかの方と差別化を図りたいという場合はこのあたりの資格が記載できるといいですね。
特にOffice系の資料作成ソフト(Word、Excel、PowerPoint)のスキルを磨いておくと、「資料の出来栄えが」全然違います。
そうなるとどうなるかというと、
「○○さん、仕事頑張っているね」
「○○さんって仕事できるよね」
と、資料作成ソフトで「資料がきれいに作れる」だけで評価が爆上がりします。
PCスキルがあると地域おこし協力隊の活動中の成果も出しやすいですし、これは地域おこし協力隊への応募資料の品質もぐっとあげることができるので、身に着けておくべきスキルだと思います。
そのため、資格欄にはPCスキルを客観的に評価することのできるものがあると、採用側としては目に留まりやすくなります。
私が提出した応募用紙の資格欄はなんだかガチャガチャしてしまっていますが(笑) PCスキルについては「Microsoft Office Specialist」について書きました。
これはMicrosoftが認める各種資料作成ソフトの技術の認定をするものです。
地域おこし協力隊にならなくてもPCスキルをやOfficeソフトのスキルを高めることは、今後の仕事でとても役に立ってくれるのでこの機会に検討してみてもいいかと思います。
少し話がそれましたが、地域おこし協力隊の応募書類の資格・免許欄でポイントになるのは「自動車免許」と「PCスキル」です。
こちらは書けるものは書いて、今時点で取得していない方は「取得予定がある」といった姿勢を書いておきましょう。
趣味・特技はアピールタイムです!
応募先のミッションに関する趣味や特技があればぜひ書いておくことをオススメします!
よくある例としては、観光系のミッションを募集している地域おこし協力隊の場合
- 英語と中国語で日常会話ができるレベルのため、SNSを通して海外に情報発信をすることができます
- 7年前から一眼レフカメラで写真を撮るのが好き続けています。写真の撮影やPhotoshopの操作ができ、イベントのフライヤーなどの作成に活用できます。
- 動画編集が趣味で10本以上作りました。活動中は地域の魅力を動画に詰め込んで発信することができます。
といった内容を書くといいですね。
書類上は、趣味・特技の欄は小さめのことが多いので、詳しく書かなくてもOKです。
面接の時に話す話題の”フック”として、気になるキーワードをちりばめておくくらいで大丈夫です。
履歴書や応募用紙の中には「ボランティア・自主活動の経験」についての項目があったりする場合があります。
田舎の方で地域おこし協力隊の活動をする際には、こういったボランティア的な活動が今より機会が増えます。
こういった際に、地域の住民の方や活動に参加する方とコミュニケーションが取れるか、採用側としては気になるのだと思います。
地域住民とのコミュニケーションが円滑に取れるかは重要です!
特段ボランティア経験がなくても大丈夫なのでなければ「なし」と書いておきましょう。
ポイントは「コミュニケーションが取れる人か」なので、面接を通してコミュニケーション力をアピールできれば問題ありません。
応募動機は”点”ではなく“線”で書く
応募書類は、一般的な履歴書に近い基本部分と、地域とミッションに応じた個別部分があります。
個別部分は、主に「応募動機」「地域おこし協力隊になってやりたいこと」「任期終了後どうするか」の3つについて問われるもの多いです。
まずはこの「応募動機(理由)」について解説していきます。
応募動機で大切なのは2点あります。
- “点”ではなく”線”で書く
- その地域でなければならない理由を書く
“線”とは、応募に至ったこれまでの経緯からはじまり、なぜ地域おこし協力隊に応募する判断をしたのか、そして地域おこし協力隊を経た後どうしていきたいのか「過去~現在~未来」の3点を線で結んで書くということです。
動機を線で書くことによって、説得力のある内容を伝えることができるようになります。
例えばわたしの場合の応募動機を簡単にまとめると、こういった構成になります。
こどもが生まれたこときっかけに暮らし方を見直した。
子育て環境やライフスタイルの改善のため地方移住をすることを検討し、移住相談をしてきた。
妻子のある中での地方移住に伴い、収入基盤の1つとして地域おこし協力隊の制度について知り、手段として最も現実的と判断した。
移住後は起業を予定している。
地域とのつながりを積極的に広げていくことができる地域おこし協力隊は、任期終了後の起業の可能性を高める(人的資源・制度的を活用した金銭的資源が見込める)ことができるので、地域おこし協力隊に応募した
過去の悩みや改善したいことがあり、その悩みを改善する手段として地域おこし協力隊がもっとも現実的であったこと、そして将来実現したいこととしても、地域おこし協力隊が合理的であることについて記載しました。
どうでしょうか?
なんとなく「あぁ、そうかぁ」と支離滅裂にならず納得感がでますよね。
「過去~現在~未来」の3点を線で結んで書く ということを意識すると説得力のある志望動機が書けるのでお試しあれ。
「過去~現在~未来」の3点を線で結んで書く にプラスで書いておきたいことが「その地域でなければならない理由」を書くとことです。
その地域でなければならない理由を書くことで、応募動機の厚みが増します。
就職活動の経験がある方は思い出してほしいのですが
「旅行会社で働きたい」といった場合、JTBやHISなど旅行代理店はたくさんありますよね。
あなたが採用担当だった場合、次のうちどちらが説得力があるでしょうか。
私は旅行が好きで、旅行商品をお客様に提供し、旅行を通じてお客様を笑顔にしたいです。
私は旅行が好きで、旅行商品をお客様に提供し、旅行を通じてお客様を笑顔にしたいです。
A社は新婚旅行の商品に力を入れていると伺っており、人生で最も幸せな旅行を直接届けたいと考えている私にとってはA社が第一希望です
例2の方がA社の採用担当だったら響きそうですよね。
例1の場合は、「他でもそれはできそうだよね」って突っ込まれてる苦しくなります。
話を地域おこし協力隊の志望動機に戻し、「その地域でなければならない理由」を書きましょう。
- 妻の実家が兵庫県内にあり、淡路島も車でいけること
- 淡路島の自然と都会との距離感が気に入ったこと
- 移住のタイミングと仕事のチャンスがあったこと
こういった内容を志望動機にプラスして記載をしました。
私の場合は応募用紙A4の大きさが4枚分あったのでけっこうそれなりにボリュームとして書きました。
改めてポイントですが、志望動機はこの2つを意識して書くといいですよ!
- “点”ではなく”線”で書く
- その地域でなければならない理由を書く
具体的な活動イメージを伝える
続いて、地域おこし協力隊として想定している活動の内容についてです。
応募書類上はこういった問われ方をしたりします。
「地域おこし協力隊としてやりたいこと」や「ミッションに対してやりたいと思っていること」は“具体的に”書くのがいいですね。
どう書けば具体的になるかをポイントとして記載します。
- スケジュールを入れる
- ステップで書く
- 見える化(ビジュアル化)する
文章にはスケジュール(日付や期間)を書いてあげると具体性が増します。
地域おこし協力隊1年目は秋ごろまで準備を進め、
地域おこし協力隊2年目の○月に○○を開催し、○月にオープンします。
地域おこし協力隊3年目の夏頃には、○○として○○します。
実現したいことをスケジュールを区切って検討されているように見え、具体性が増しますよね。
また、ステップで書くも同様に具体性が増します。
地域おこし協力隊の活動として○○を実現したいと考えています。
まず最初の○○ステップとしては、○○と○○との関係者にアプローチし、○○を可能とします。
次の○○ステップでは、○○を作成し、○○でのイベントでプレオープンします。
最終的には○○ステップとして○○を○○します。
こちらも実現したいことに近づくための方法論が精査され、ステップを踏んで進んでいくように見えるため、具体性が増しますよね。
最後に見える化(ビジュアル化)すると、とても具体性が増します。
地域おこし協力隊の活動として○○を実現したいと考えています。
詳細は別紙の資料(PowerPointの図解や写真としてまとめた企画書など)をご覧ください。
見える化する際は、事柄を図解したり写真使って具体的なイメージを駆り立てるように資料を作っておくと、読み手にとっては活動したい内容や実現したい方向性がよくわかるようになります。
- ミッション:空き家を簡易宿泊所・集会スペースにする
建築系はまったくの素人ですが、イメージが伝わるようにWebCAD使い事前に提供いただいた間取り資料尾をもとに古民家を再現し、そこからリノベーション後を想像しながら資料に落とし込みました。
資料自体はPowerPointに企画書として落とし込みました。
私の場合は、応募用紙の欄に文章を記載の上、上記の企画書資料を添付して送付しました。
時間はかかるけど、見える化すると自分の考えていることを具体的に伝えることができますね
- スケジュールを入れる
- ステップで書く
- 見える化(ビジュアル化)する
以上が地域おこし協力隊になってやりたいことを具体的に書くコツでした。
任期終了後に”定住”につながるか
最後に地域おこし協力隊の任期終了後について問われる項目です。
ここで見られているのは「任期終了後に”定住”につながるか」がひとつポイントになります。
地域おこし協力隊制度の目的の1つが、都心部から地域に入った後にその地域に根付く・定住することを目的にした制度です。
ぶっちゃけ最終的に地域に根付くかどうか・定住するかはそこで数年暮らして活動してみないと結論はでないものですし、採用されたからといって必ず定住しないといけないわけではありません
なので、ここは意思・姿勢が見られているといった感じです。
任期終了後に”定住”につながるかは、任期が終了してみないと分からないですよね。
しかしながら採用側は、「その方が3年後を見据えて逆算思考で地域おこし協力隊に応募しているか」を見ていると思います。
地域に定住できない理由としては「人間関係が悪い」か「生活できないから」の2つのパターンが多いみたいです。
「人間関係」はどうしもないところもありますが、「生活できない」は採用のタイミングで「将来構想があるか」、「自活できる人か」を見られていると思ってください。
もちろん住んでみないと将来具体的な構想も組みにくいかかもしれません。
そんな時には、自分が「定住したいと思っている”意思”」を伝えてあげることが重要です。
- 1次選考の書類は超重要!
→書類選考は「落とす」より「拾う」なので落とす理由がないかをチェック
→2次面接への印象作りは資料から始まっている - 応募書類「基本部分」のポイントは「自動車免許」「PCスキル」
→田舎は自動車がないと活動に支障がでる
→資料を作成する仕事は意外と多い - 応募書類「個別部分」のポイント
→応募動機は”点”ではなく”線”で書く+その地域でなければならない理由
→地域おこし協力隊としてやりたいことは”具体的”に書く
→任期終了後の意向は定住の意識が問われる
今回は、私が実際に合格した応募書類をもとに1次選考の書類づくりのコツについて解説しました。
そして私がラジオにてみっちり解説していますのでより詳しく聞きたい方は合わせてお聞きください!
書類選考を通過できたら、次は面接の対策が必要です。
面接に関する対策講座も記事にしているので、ぜひご覧ください。