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・移住して、まったり暮らしたい…
・どう移住を進めていけばいいの?
・移住の計画の立て方って、どう作っていけばいいんだろう?
こんなお悩みを解決します!
- 地方移住の計画の立て方
- 移住に向けた計画の必要性
- 移住に向けた具体的な計画書の作り方
こんにちは!当ブログを運営している「コバヤシ@koba_iju」です。
わたしも子どもが生まれたことを機に地方移住を検討し、中長期的に移住の計画を立てたところ、話がとんとん拍子に進み、1年後には東京から淡路島へ移住していました。
ぼんやりと考えているだけでは「移住したい」という思いは形にならないですし、この先もずっとモヤモヤを抱えて暮らしていくことになるかもしれません。
移住して新しい暮らしを手にしたい方は、明日何をやるべきなのか?という「行動計画」を立てると、具体的な一歩が踏み出せます。
本記事では、地方移住を実現に近づける行動計画の必要性と、具体的な行動計画の立て方について解説していきます。
本記事を読んだ後は、移住するための行動計画の立て方が分かるようになり、移住するための道筋が見えるようになりますので、ぜひご覧ください。
- 行動計画は忙しいあなたに代わって、「明日やることを教えてくれる相棒」になる
- 地方移住はWBSとガントチャートを使って、超実務的に進めることができる
- 行動計画は、予定を逆算して考えて行くのが鉄則
- 行動計画は、あなたが手を動かせる「作業レベル」まで落とし込もう
地方移住を進めていくためには、ふわりと考えているだけではだめで、具体的な行動計画を立てる必要があります。
なぜなら、地方移住では実行するまでに検討すべきことが多く、実際に移住するにあたっても手続きが煩雑で、一朝一夕で実現できることではないからです。
- 移住先はどこにするか
- 移住先の家は、賃貸にするのか物件を取得するのか
- (自家用車がない場合)車はどうするのか
- (転職する場合)次の仕事はどうするのか
- (お子さんがいる場合)保育園や学校はどうするのか
移住は、単に引っ越しだけではなく、人によっては転職や物件・車の購入など、大きなライフイベントが重なる場合もあります。
わたしの場合は、子連れ&脱サラ地方移住だったので、超大変でした(苦笑)
同じ時期に、複数のライフイベントを同時進行で検討する必要があるため、かなりパワーがいる状態になります。
地方移住を検討するまでに、たくさんの葛藤がありましたし、大きな決断をいくつもすることになりました。
そして、いざ移住を始めると…
・自分の退職・独立の手続
・家族の引っ越しの手続
・子どもの児童手当の手続
・車の引っ越し手続 …など
同時にいくつもの手続が必要になり、かなり煩雑な状態でした。
手続きが多くなればその分手間も増え、抜け漏れが発生する可能性が高くなります。
必要な書類が準備できなかったり手続を忘れてたりしてしまうと、手戻りの時間と労力がかかりますし、最悪の場合は金銭的な損失が発生してしまう場合があります。
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東京から地方への子連れ移住とフリーランスになる「手続き」の難易度が高い話
上の音声は、当時わたしが移住の準備が大変過ぎて弱音を吐いてる時の音声です(笑)
移住に当たって検討すべきことの整理、やるべき手続を整理をするためには、具体的なすべきこと(タスク)の洗い出しや、期限(いつまでにやる必要があるのか)を確認する必要があります。
これらを全て頭の中で行うことは無理ですよね。
そのため、移住を行動に移していくためには、具体的な「行動計画」を立てる必要があります。
では、具体的に行動計画とは何か?を解説したいと思います。
行動計画は、1度作ってしまえば忙しいあなたに代わって明日やることを教えてくれる、良き相棒になります。
では、具体的に行動計画の実態を解説しましょう。
わたしは、会社員として7年システムエンジニアをしていました。
システム開発の現場では、やることや期限などの工程管理を、WBSとガントチャートというツールを使うことが一般的です。
WBSとガントチャートでやっていることは、平たく言えば次の3つです。
- やることを整理する(タスク)
- タスクをいつまでにやる必要があるかを整理する(スケジュール)
- タスクとスケジュールの順番を見て、優先順位を整理する
タスクの例を1つあげてみましょう。
・会社の上司に退職することを伝える
これがタスクです。
わたしの場合もそうでしたが、移住に伴って会社を辞める必要がありました。
そのため、わたしがやることには、「退職の意向を上司に伝えること」が必要でした。
では、このタスクはいつまでにやらないといけないのか。
移住先での仕事が4月から始まるので、3月末付けで退職をしなければなりません。
そうすると引継ぎのことを考えて1月末には伝えないとまずそう…
こういった風に逆算していくと、先ほどのタスクは
・1月末までに、会社の上司に退職することを伝える
こういった期限付きのタスクに変化します。
このように、1つ1つやるべきタスクを確認して、それをいつまでにやらないといけないのかを確認した結果を整理したものが、行動計画です。
この考え方を知っておけば、地方移住でやるべきことを押さえることができます。
地方移住では、やるべきことや期限をWBSとガントチャートに落として、進捗を管理しながら進めていくことで、超実務的に押し進めることができるわけです。
考え方は分かったけど、実態はどういうものなの?
行動計画って文章なの?表なの?
WBSって何?
ガントチャートってどういうもの?
このように思うと思いますので、テンプレートを作成しました。
わたしが使っていた実際の行動計画シートを見れば、イメージがつかめると思います。
行動計画シートのテンプレートはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
紹介した地方移住の行動計画で使えるワークシートは、上記の書籍の巻末特典になっているので、ぜひ読んでみてください!
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それでは、行動計画とは何かが分かってきたので、具体的にあなたが移住をするために必要な「行動計画」の立て方を考えましょう。
- 最終的に移住する期限を設定する
- 段階的な節目を把握する
- やることリストを反映する
やることは3ステップありますが、1つ1つは簡単なので解説していきます。
まずは、移住を実現する期限を設定しましょう。
仮でも構いません。
「1年後に移住する」でもいいですし、「半年後」でもいいです。
「5年以内に」だとあまり現実味がない計画になってしまうので、おすすめは1年~2年以内で設定するのがいいと思います。
おそらくあなたも「2~3年後には移住したい」といった、ふんわりした気持ちがあるでしょう。
しかし、そこに明確な根拠がある人は少ないと思います。
これはわたしからの提案ですが、いっそのこと移住を「1年後」に設定してみましょう。
ここまでで、あなたが最終的に移住する時期が「1年後」に設定できました。
それでは、1年後に移住するためには何をしなければいけないか、逆算をしていきましょう。
逆算していく時には、その1年の中でやるべき節目があるはずです。
- 仕事を退職する・転職をする
- 次に住む家を決める(購入や賃貸契約)
- 車を調達する(購入やリース契約)
- 子どもの保育園を決める
このような、節目となるイベントが思いつくのではないでしょうか。
まずは、大きな節目を洗い出して、スケジュールを設定しましょう。
逆算から考えるのが基本です。
カレンダーを見ながら節目を設定していきましょう。
わたしは移住に伴って会社を辞めるつもりだったから、移住先での仕事を決まる時期を起点にスタートしたよ
最終的な移住の期限が決まって、節目のイベントが設定できたら、次に実際に手を動かしていく「作業レベル」のやることリストを洗い出していきましょう。
あなたが、移住に伴って会社辞める場合、「転職」という切り口で言えば、このレベルで作業を落とし込んでいきましょう。
- 転職のために、履歴書を書く
- 転職エージェントに登録して、面談を受ける
- 転職エージェントから紹介された面接を受ける
- 転職で合格通知をもらう(予定)
これが先ほど説明したWBSでいう「タスク」になります。
この細かいタスクに落とし込むことができたら、それをいつまでにやるか「スケジュール」も落とし込んでいきましょう。
このように、あなたがやるべきことを逆算しながら、細かくタスクとスケジュールを行動計画に落とし込んでいけば、どんなにあなたが忙しくても「明日何をやるべきか」は、この行動計画が教えてくれます。
移住が近くなってくるとやることが多くなってきて、自分の体はとても忙しくなる!
だから、前もってやることを整理しておくと、安心して行動に移せるよ!
困ったら行動計画を見ればいいから安心!
なるほど…逆算して、実際に手を動かす粒度感でやること=タスクを予定に反映していくんですね。
ん~、なんとなくわかったけど、もう1つ事例いただけませんか?
こんな方もいらっしゃると思うので、もう1つタスクの事例をご紹介します。
- 移住先で児童手当を受給するために必要な手続きを確認する
- 今住んでいる自治体(転出元)で、児童手当を受け取る資格がなくなった旨の「消滅届」の手続きをする
- (移住先の自治体が必要なら)移住先の児童手当の受給審査に必要な、所得確認用の「課税証明書」を転出元の自治体で発行する
- (前提となる引っ越しのタスク)転出元に転出届を出す
- (前提となる引っ越しのタスク)移住先に転入届を出す
- 移住先で児童手当を受け取るために必要な「認定請求書」を提出する
子連れ移住だと、児童手当の受け取りだけで、こんなにやることがあったよ
事前に確認していなかったら、移住前(正確には1月1日時点に住所を置いていた場所)の自治体でしか発行できない「課税証明書」を、引っ越し前に手に入れるのを忘れていたところでした。
児童手当の手続の事例を見て分かるように、事前に準備していなければ、手続に必要な書類である「課税証明書」の存在に気が付けないですよね。
また、「この手続は移住前にやるのか」「移住先でできるのか」こういった作業する場所や順序も分かるようになります。
このように、細かいタスクを行動計画によって落とし込んでいくことで、あなたがやるべきことがかなり具体的な作業レベルで見えるようになります。
- 行動計画は忙しいあなたに代わって、「明日やることを教えてくれる相棒」になる
- 地方移住はWBSとガントチャートを使って、超実務的に進めることができる
- 行動計画は、予定を逆算して考えて行くのが鉄則
- 行動計画は、あなたが手を動かせる「作業レベル」まで落とし込もう
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
行動計画ってこうやって立てていくのか…
他にも移住で検討をしないといけないことって何だろう?
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