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・いや、タイトルにつられてみたけどどゆこと?
・淡路島の玉ねぎ無限にもらえるの?
・それってどうやるの?
タイトルにつられてきましたよね?
ありがとうございます、中身は意外と真面目なので、最後まで笑ってお付き合いいただけると嬉しいです。
- 淡路島で玉ねぎをおすそ分けしてもらう具体的な方法
- 田舎で野菜をおすそ分けをもらう原理原則
こんにちは!当ブログを運営している「こばだんな @iju_kobayashike」です。
東京の会社を辞めて、現在は淡路島で農家さんのお手伝いしたり、ライターをしたりしています。
本記事では、縁も所縁もない淡路島に移住したわたしが、スーパーで玉ねぎを買わない生活をするまでに得た教訓を解説しています。
本記事を読めば、田舎でおすそ分けをもらうコツがわかるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
熱入れて話しました笑
淡路島の特産品として有名な「玉ねぎ」はご存知の方も多いのではないでしょうか?
わたしは淡路島に移住してきて1年経過したところなんですが、移住して1年間玉ねぎをスーパーで購入したことがありません。
食べていないというわけではなく、淡路島産の玉ねぎをおすそ分けしてもらえるからです。
2022年は玉ねぎの値段が高騰しているので、地味に家計を助けてくれています。
玉ねぎ高い高い言うからTwitterで検索してみたら+98.2%はヤバイw
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) May 30, 2022
高すぎるw https://t.co/DAQTN2pKqb
そんな、玉ねぎがぜいたく品になった世界線でわたしがスーパーで玉ねぎを買わず、おすそ分けしてもらうまでにしたことを3つのステップで解説していきます。
- 玉ねぎの収穫時期を知る
- 玉ねぎ農家を見つける
- 「手伝わせてください」と言う
1つずつ解説していきます。
まず、淡路島の玉ねぎのシーズンを知りましょう。
だいたい、3月下旬ころから早いものである「早生」の収穫が始まります。
新玉ねぎなので、サラダにするならこの時期のものがめちゃくちゃ美味しいですね。
そして、GW頃から甘みが強い中生の玉ねぎの収穫が始まります。
今日も玉ねぎ収穫の1日。
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) May 4, 2022
昨日玉ねぎたっぷり豚汁にしたり、スライス新玉のおかかポン酢にしたりして食べでめっちゃおいしかったから、作業中そればかり考えてました。自分で取ったら倍おいしい。 pic.twitter.com/YgSWeFqmiv
5月下旬~6月下旬になると、玉ねぎからお米の田植え準備をする農家さんも多いので、玉ねぎ収穫の繁忙期は3月~5月じゃないかと思います。
淡路島は畑(玉ねぎ)→田んぼ(米)→畑(レタス・白菜)のように、三毛作をしているところも多いのです。
くそ忙しいんだよ農家さん!
もちろん6月下旬以降は、オレンジ色がキレイな晩生の生産もたくさんやられています。
スーパーでよく見るのはこの種類かも。
でも農家の友達に聞くと、冬場は重量が軽いレタスを生産する農家もけっこう増えてきているとか。
玉ねぎは重量がある野菜で、高齢になった農家さんは大変なんですよね。
だから玉ねぎより軽いレタスの方が、少し楽って感じ。
Q.地方移住するとおすそ分けがもらえると聞いたのですが本当ですか?
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) January 14, 2022
A.はい、信頼関係ができると季節の野菜が大量にもらえます。ということで、めちゃめちゃでかい白菜とレタスをもらい、無限レタス、延長です。WEB系の仕事ばかりしてるとしんどくなる時もあるので、たまに土いじると心の安定になる pic.twitter.com/1WXndk0c5H
ちょっと雑談が入りましたが、大切なのは玉ねぎの収穫時期の繁忙期。
わたしの身の回りはまさに3~5月が忙しそうで、手伝いを求める農家さんは多いですね。
この繫忙期に玉ねぎ農家さんを訪ねることによって、好意的にお手伝いを受け入れてもらえるわけです。
淡路島の玉ねぎのお手伝いの狙い目は、繁忙期(3~5月)です。
手伝いが求められている時期が分かったら、農家さんを見つけよう。
これがけっこう難しいかもね。
知り合いがいたら、知り合い経由に紹介してもらえるのが一番です。
てか、普通に知り合い経由じゃないと怖いよね。。。
地元の人からしたら、知らない人に急に声かけられても警戒しちゃうし。。。
だから知り合いを作りましょう。
なんなら、わたしに連絡してください(TwitterのDMでもコメントでも、問い合わせフォームでも)。
知り合いの農家さん2組ほど知っているので、一緒に畑で玉ねぎの収穫をしましょう。
きっとたくさんおすそ分けをもらえますよ!
玉ねぎをもらう単位が
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) May 30, 2021
だんだんバグってきてる。
箱でもらった。
今日は妻の実家から
家族が取りに来てくれるので
いくつかもらってってもらう予定。 pic.twitter.com/Q8E0d4ZDl6
玉ねぎ農家さんを見つけたら、勇気をもって「手伝わせてください!」と言ってみよう!
まずは、ギブの精神。
労働力を提供して、精一杯お手伝いしましょう!
友だち家族も我が家も背中に子どもおんぶしながら、玉ねぎ作業してたらお世話になってるおじいちゃんに「赤子背負って農作業して、昭和の百性やな」って…笑もう令和なのに←😂
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) May 4, 2022
田舎に移住すると、時代は令和でもなければ平成でもない暮らしを味わえます pic.twitter.com/kkWMmj4nHv
作業の全体の流れとしては
- 農家さんご挨拶
- 一緒に作業
- 「手伝ってくれてありがとうね」「いえいえ、こちらこそ貴重な体験ありがとうございます」の下り
- (袋を取り出しながら)好きだけ持って帰ってね
という感じで、作業の帰りにおすそ分けをもらえます。
ちなみに、具体的な玉ねぎの収穫作業の内容は、農家さんによります。
機械を入れているところであれば、掘り取ったり、乾燥した玉ねぎの回収は機械でやったりするので、玉ねぎを積んだコンテナの移動などで、けっこう重労働ですw
小規模で機械なしの場合は、
- 玉ねぎを掘り取る
- 緑色の長いねぎの部分をハサミで切り取る
- うねのあたりに並べておく
- (数日間乾燥させた玉ねぎを)コンテナに移す
という作業工程を経ていきます。
娘(2歳)の玉ねぎの収穫。 pic.twitter.com/vrNQfuGfwg
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) May 3, 2022
僕も知らなかったんだけれど、玉ねぎって掘り出したあと、少し畑に置いておいて乾燥させるみたいですね!
振り返りですが、
- 農家さんご挨拶
- 一緒に作業
- 「手伝ってくれてありがとうね」「いえいえ、こちらこそ貴重な体験ありがとうございます」の下り
- (袋を取り出しながら)好きだけ持って帰ってね
こんな感じで玉ねぎのおすそ分けをもらえるようになります。
ここからは「玉ねぎを無限にもらい続けるコツ」です。
おすそわけを継続的にもらうためのコツは「収穫時期以外で手伝う」ことです。
玉ねぎをもらうためには、できたものを収穫する前に、苗を植えなければなりませんよね。
(もっと言えば、苗を作る種から準備が必要)
そこで長期目線で「定植」作業(消毒した苗を植える作業)も手伝うといいですね。
定植の時期は、大体11月~12月頃(昨年はちょっと遅かったけど…)。
この時期は玉ねぎ農家さんが苗を植え付ける作業をしています。
ここで、農家さんのお手伝いを先行してやっておくことで、信頼を積み上げることができるようになります。
収穫作業は「その日に手伝いをしていくつかおすそわけを渡しておしまい」と言うように、少し短期バイト的要素が強いです。
一方、定植作業は玉ねぎの収穫までに時間があります。
農家さんの中では「定植作業も手伝ってくれた人」という感情が、収穫時期まで長期間継続します。
収穫時期だけ手伝う短期的なつながりより、定植時期から手伝う長期間の付き合いの方が、農家さんとの信頼関係を醸成するのに向いていると言ってもいいでしょう。
(僕は玉ねぎの話しで、何熱く語っちゃってるんだろう…)
なにしとん?
今日も玉ねぎの定植。
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) January 15, 2022
「今日手伝ってくれたんで、もう来年の玉ねぎの心配はしないでください」
玉ねぎ1年分プレゼント権が手に入りました収穫の頃には「まだスーパーで玉ねぎ買ってるの?」って煽ってると思います。(笑)移住して食べ物の豊かさは明らかに上がったなー。 pic.twitter.com/HEvPsQhPNb
こうすることで、翌シーズンの玉ねぎの収穫時期に、継続して玉ねぎのおすそ分けをもらうことができるようになります。
おはようございます。淡路島に移住して1年経って、島の生活もある程度慣れて来ました。玉ねぎがではじめる時期をお知らせしてくれる農家の友達もできて、めっちゃ淡路島感のあるLINEっと、クスッとしてしまいました😄収穫のお手伝いさせてもらって、無限玉ねぎ権を発動しよう🧅 pic.twitter.com/7tHN2C2we4
— ライターこばだんな|移住の人。 (@iju_kobayashike) April 18, 2022
移住して1年経つと、農家さんの方から玉ねぎが出た頃合いを教えてくれるようになります。
これぞ「玉ねぎの継続案件」です。
ここまで淡路島での玉ねぎの話に終始してしまいましたが、田舎でおすそ分けをもらうことには、共通していることも多いです。
- 農家さんをお手伝いする(ギブする)
- お手伝いさせてもらえる時期は生産物の繁忙期が狙い目
- 収穫時期は採れ過ぎることもあるので、身の回りにおすそ分けが漏れ広がっている
基本的に生産物には旬があり、育てているものによって収穫時期や繁忙期が異なります。
地域の特産品の栽培シーズンを調べれば、収穫時期も分かりますので、その時期が狙い目になります。
収穫時期や種まき・定植などを狙ってお手伝いに行ってみてくださいね!
- 淡路島で玉ねぎのおすそ分けをもらうなら「3月~5月くらい」が狙い目
- 玉ねぎの農家さんを見つけて(できれば紹介してもらって)自分からお手伝いを申し出ると◎
- おすそ分けは作業後にもらえる流れになる
- 玉ねぎの継続案件を狙うなら定植作業もお手伝いをしよう
以上、釣りタイトルにつきあってくださってありがとうございました。
淡路島で無限玉ねぎライフがしたいと思ったら、ぜひお問い合わせください。